~今月の特選句~
夕ぐれて老女(おうな)小声で鬼は外・・・和子
緊急事態宣言発令中のコロナ禍の日々、皆様いかがお過ごしでしょうか。
俳句・川柳などの短詩型文芸の同好会「花衣会」では、毎月各自3句の作品を
会報に投句し発行しています。
その発行数は、今月で107号になりました。
また、平成29年から勉強会として、句会を2ヶ月毎に開催しています。
今回は、その内容を報告します。
第22回「花衣会」句会開催!!
と き 令和3年 2月18日(木) 午後2時から
ところ 広島市中区基町 NTT基町ビル7階会議室
出句数 各自3句
リーダー 立川 良臣
講 師 岡部 泰行
出句3句の中から、1句ずつ選句した作品を掲載します。
卓袱台(ちゃぶだい)の一脚怪我して春の月・・・岡部 泰行
牡蠣打ちや姉さんかぶりリズミカル・・・沖本 惠子
虎落笛(もがりぶえ)夕闇競う戦闘機・・・勝島 千波
冬の夕遥か彼方にあかね雲・・・小林 順子
寒月や一人佇む駐在所・・・立川 良臣
七十路の皺を刻みて春を待つ・・・土居 旭
小正月古き伝えのあずきがゆ・・・長岡 和子
初春に綿雪降りぬ寒い朝・・・浜本 文雄
今回も力作ありがとうございました。
勉強会での研鑽の成果が、少しずつ現れているのではないでしょうか。
次回も健吟をお待ちしております。
花見吟行の開催について
と き 令和3年3月30日(火)
午前10時、基町クレド前広場(時計台)集合
ところ 広島市中区基町「広島城公園」に変更です。
詳細は、後日事務局より連絡します。
次回の勉強会は、4月15日 (木) 午後2時からです。
会場は、NTT基町ビル7階 会議室です。
投句は、花見吟行の3句を4月8日迄に土居までお願いします。