NTT労組退職者の会広島県支部協議会

NTT労組退職者の会広島県支部協議会の仲間とコミュニケーションを図るツールとして開設

福山むつみ俳句会

2025年01月24日 23時12分21秒 | 俳句
   福山むつみ俳句会       2025.01.20 NO.381      
  2025年(R7)    1月 定例句会の結果    
雑巾を干されしままに年迎ふ・・・・藤原 泰江
余生とふ定めなき旅冬薔薇・・・・・多木 伸一
踏み締める落ち葉の音の厚さかな・・作田 嘉弘
初場所を盛り上げてゐる高島田・・・濱本真知子
寒月や今昔変えず色冴えし・・・・・林  久晴
寝正月目覚めて見るは花の二区・・・濱田美智子
待合で流感もらい床につく・・・・・横山ノブコ
地抜けてまた路地十日初ゑびす・・・長岡百合子
テレビ前無口の二人大晦日・・・・・藤井冨士子
畑仕事冬眠の虫掘りおこし・・・・・大平 康子
郷の宮小雪舞ひ来る遊歩道・・・・・浜谷 義和
大晦日お焚上の火赤々と・・・・・・高木 光子
             

          福山むつみ俳句会  381号      

 2025年1月発行   PC編集 浜谷義和   

           次回句会 2025年2月17日(月)
   次回もよろしくお願いします。!                          
 
 
 
 
               
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福山むつみ俳句会

2024年12月18日 22時27分32秒 | 俳句
   福山むつみ俳句会       2024.12.16 NO.380      
  2024年(R6)    12月 定例句会の結果      
寄鍋といふもひとりの夕餉かな・・・・・多木 伸一
健在の証に又も賀状書く・・・・・・・・濱本真知子
晩年か余生か冬の桜咲く・・・・・・・・長岡百合子
終活をしつつ忙しく年用意・・・・・・・浜谷 義和
日向ぼこ話しの終り墓じまい・・・・・・藤井冨士子
気遣いて訪ね来し子に大根抜く・・・・・藤原 泰江
北風や十指乱舞のピアノ弾く・・・・・・作田 嘉弘
日差し浴び駆ける老犬木の葉舞ふ・・・・濱田美智子
カラカラと落葉ざわめき冬将軍・・・・・大平 康子 
橋の上強風(かぜ)吹き抜けて山眠る・・・林  久晴
寒い夜出雲おろしの風が吹く・・・・・・高木 光子
雪合羽窓の外より子の寝顔・・・・・・・横山ノブコ
               
  福山むつみ俳句会  380号  
   2024年12月発行   PC編集 浜谷義和  
    次回句会 2025年1月20日(月)  
   次回もよろしくお願いします。!  
     
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福山むつみ俳句会

2024年11月21日 21時36分23秒 | 俳句
   福山むつみ俳句会       2024.11.19 NO.379      
  2024年(R6)    11月 定例句会の結果    
落葉踏む色鮮やかな郷の宮・・・・・浜谷 義和
山茶花の垣根に朝日飛びはねし・・・林  久晴
秋天へ毛槍掲げて矢掛宿・・・・・・藤井冨士子
人住んでゐるらし軒に吊し柿・・・・多木 伸一
太古より絶景岬の冬怒濤・・・・・・大平 康子 
落葉にて水面の絵画あざやかに・・・濱田美智子
柿を剥くテーブル囲む古姉妹・・・・作田 嘉弘
尼は尼らしき普段着吊し柿・・・・・長岡百合子
園丁の梯子軽々神の留守・・・・・・藤原 泰江
テーブルに菊一輪のはなやかさ・・・横山ノブコ
七五三親も着飾り宮太鼓・・・・・・濱本真知子
源氏の世よそおいくらし秋展示・・・高木 光子
             
   福山むつみ俳句会   379号
     2024年11月発行   PC編集 浜谷義和
 次回句会 2024年12月16日(月)
   次回もよろしくお願いします。!
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福山むつみ俳句会

2024年10月25日 21時51分17秒 | 俳句
   福山むつみ俳句会       2024.10.21 NO.378       
  2024年(R6)    10月 定例句会の結果    
月の出の窓辺に移り夕餉膳・・・・・多木 伸一
失念に又も辞書繰る夜長かな・・・・濱本真知子
秋の夜や茶渋の染みたマイカップ・・藤原 泰江
佛飯とひとりの膳に今年米・・・・・長岡百合子
星流る父母の面影また一つ・・・・・濱田美智子
精米のぬくもり残る今年米・・・・・作田 嘉弘
鬼と渋剥て祝の栗おこは・・・・・・林  久晴 
思い出を話す夜長のコッペパン・・・藤井冨士子
神輿隊車列で巡行手を合わす・・・・大平 康子
澄み渡る夜空を仰ぐ満月よ・・・・・高木 光子
減反と不作とダブリ泣ける秋・・・・浜谷 義和
雨もなく乾燥続く肌寒し・・・・・・横山ノブコ
             
  福山むつみ俳句会  378号                             
   2024年10月発行   PC編集 浜谷義和
    次回句会 2024年11月18日(月)
    次回もよろしくお願いします。!
  
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令和6年9月定例句会 第43回「花衣会」

2024年09月28日 10時21分22秒 | 俳句

  江田島・砲台山より

 

 

 ~今月の特選句

  電線に音譜の如し夏つばめ・・・順子

   

   天高く風爽やかな秋麗の候なれど、残暑厳しい酷暑の候と

  なりました。 

   今年は早くから夏日が続き、最近まで30度を越す真夏日が続い

  ており、秋よこい、早く来い・・の心境です。

   この夏は、地震や豪雨など自然災害が相次ぎ、辰年の干支「龍」

  の象徴「荒ぶる自然」を不幸にも実感させられました。

   開発という美名のもとに際限なく続く自然破壊、温暖化により

  多発する大規模な自然火災等々、益々温暖化は進み、住みにくい

  地球を造り続けています。

        

   さて皆様、このような厳しい環境の中で、いかがお過ごしでし

  ょうか。

   爽やかな秋風の中で、平穏な日々を送れることを希求し続け

  いと思います。

   

      俳句・川柳などの短詩型文芸同好会「花衣会」では、ささや

  かながら、毎月各自3句の作品を会報「花衣」に投句し発行して

  います。

   その作品集の発行数は、今月で150号になりました。

  それを記念して、「150号記念誌」を発刊し、先日配布したとこ

  ろです。 50号、100号、150号と三誌を刊行することが出来ま

  した。

   また、平成29年から勉強会として、句会を2ヶ月毎に開催して

  います。

   今回も、その一部を報告いたします。

 

 

  第43回「花衣会」句会開催!!

 

        と き  令和6年9月10日(火) 午後2時から

    ところ  広島市中区基町 NTT基町ビル7階会議室

    出句数  各自3句

    リーダー 立川 良臣

    事務局  土居 旭・濱本 文雄

   

   今回の句会の中から、1句ずつ選句した作品を掲載します。

 

    雨戸閉め台風備えにぎり飯・・・沖本 惠子

     山の端の濃き黄身の色秋夕焼け・・勝島 千波

     風に揺れ風に遊んだ百日紅・・・小林 順子

    迎盆や孫と連れ添い墓参り・・・立川 良臣

    青葉ずく深き闇の声届く・・・土居 旭

    故郷や遠路はるばる盆帰り・・・浜本 文雄 

    

    今回も力作ありがとうございました。

  酷暑から残暑の仲秋まで、折々の風情あふれる句作となりました。

  

   さて、当会の活動も今回の句会をもって休会となりました。

  会員の高齢化もあり会員数が減少し、会の存続が維持できなく

  なり、真に残念ですが会員が会の規定数に達するまで休会と

  いたします。

 

   これまで、温かいご声援やご支援をいただき、衷心より感謝

  申し上げます。

     ありがとうございました!!

  

 

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福山むつみ俳句会

2024年09月10日 14時19分48秒 | 俳句
   福山むつみ俳句会       2024.9.9 NO.377       
  2024年(R6)    9月 定例句会の結果    
秋始む野良着に匂う湿布薬・・・・・藤原 泰江
久に訪ふ父母に侘びつつ墓洗ふ・・・濱本真知子
自販機の品切れランプ秋暑し・・・・多木 伸一
客連れて坂上り来る秋日傘・・・・・長岡百合子
台風の進路気になり夜が白む・・・・横山ノブコ
山里は静かに更けて秋のこゑ・・・・浜谷 義和
日に二度も洗えて乾く猛暑なら・・・大平 康子
新涼を感ずる今朝の光かな・・・・・林  久晴 
法面のやせ地の好きな黒大豆・・・・作田 嘉弘
星流る父母の面影また一つ・・・・・濱田美智子
朝空を見上げ雲なく酷暑かな・・・・高木 光子
遠花火山にこだまし大き音・・・・・藤井冨士子
             
 福山むつみ俳句会  377号    
   2024年9月発行   PC編集 浜谷義和    
 次回句会 2024年10月21日(月)    
   次回もよろしくお願いします。!🌸  
             
 
     
 
 
 
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福山むつみ俳句会

2024年07月24日 21時46分39秒 | 俳句
   福山むつみ俳句会       2024.7.22 NO.376       
  2024年(R6)    7月 定例句会の結果    
片陰に手押し車の魚売り・・・・・・多木 伸一
ぬか床の深き味わい夏の膳・・・・・大平 康子
似合わぬも承知で被る夏帽子・・・・藤原 泰江
夕立や郷の田畑の生き返り・・・・・浜谷 義和
八十路きて食後の昼寝待ちきれず・・林  久晴 
草刈機老への加勢音高し・・・・・・濱本真知子
かわりゆく紫陽花色に晴れ近し・・・濱田美智子
暑気払い飲み放題は過去のこと・・・作田 嘉弘
望郷は水を満たしてほととぎす・・・長岡百合子
朝食前畑に出かける梅雨晴間・・・・藤井冨士子
梅雨最中災害報道あちこちで・・・・高木 光子
夫婦連れあちこち泊る夏へんろ・・・横山ノブコ
               
             
  福山むつみ俳句会  376号              
    2024年7月発行   PC編集 浜谷義和      
   次回句会 8月は夏休み       
        9月句会は 2024年9月9日(月)  
        よろしくお願いします。!🌸    
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福山むつみ俳句会

2024年06月22日 22時07分44秒 | 俳句
   福山むつみ俳句会       2024.6.17 NO.375       
  2024年(R6)    6月 定例句会の結果        
余生とて無駄な日はなし茄子の花・・・・多木 伸一
亡き人の面影見えし蛍火に・・・・・・・濱田美智子
十薬を干して母恋ふ吾は傘寿・・・・・・藤井冨士子
飾り牛田入りを拒む花田植・・・・・・・濱本真知子
黙祷にはじまる句会沙羅の花・・・・・・長岡百合子
六月の暦ひらけば千枚田・・・・・・・・藤原 泰江
初夏の居間障子まぶしき朝日さす・・・・高木 光子
梅雨まぢか土佐のロードや龍馬の地・・・浜谷 義和
炎天の土佐の偉人や龍馬像・・・・・・・作田 嘉弘
小犬だき婿は転びて入梅す・・・・・・・横山ノブコ
梅雨晴間初のホールインまぐれ球・・・・大平 康子
今朝も又五匹揃いし羽黒蜻蛉・・・・・・林  久晴 
                 

  福山むつみ俳句会 375号

         
     2024年6月発行   PC編集 浜谷義和        
 次回句会 2024年7月22日(月)          
   次回もよろしくお願いします。!🌸      
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令和6年6月定例句会 第42回「花衣会」

2024年06月21日 14時30分47秒 | 俳句

  ワラビ狩りや山野草の宝庫、新緑の深入山!!

 

  南国土佐高知城!!

 

  黒潮の土佐桂ヶ浜!!

 

 

 ~今月の特選句

  山裾の山菜採りや風薫る・・・惠子

   天守より眺むる土佐の夏景色・・・旭

   

   青葉萌ゆる初夏の候となりました。 

   今年は早くから夏日が続き、最近は30度を越す真夏日も普通に

  なりました。

   減り続ける日本の人口とは逆に、増え続ける世界の人口の食料

  調達の為、多くの自然が破壊され、農地に造り変られています。

   無秩序に排出される二酸化炭素を吸収する自然林は減少し、コ

  ンクリートジャングルが席巻し、ますます温暖化を助長する。

   世界の砂漠化は確実に進行しています。

  

   荒ぶる自然を象徴する龍のように、今年も各地で自然災害の多 

  発予報が出ています。  世界で起こる大規模な自然災害や紛争

  も温暖化と同様に住みにくい地球を造り続けています。

       

   さて皆様、このような厳しい環境の中で、いかがお過ごしでし

  ょうか。 爽やかな新緑の中で、平穏な日々を送れることを希求

  し続けたいと思います。

   

      俳句・川柳などの短詩型文芸同好会「花衣会」では、ささや

  かながら、毎月各自3句の作品を会報に投句し発行しています。

   その作品集の発行数は、今月で147号になりました。

   また、平成29年から勉強会として、句会を2ヶ月毎に開催して

  います。

   今回も、その内容を報告いたします。

 

 

  第42回「花衣会」句会開催!!

 

        と き  令和6年6月11日(火) 午後2時から

    ところ  広島市中区基町 NTT基町ビル7階会議室

    出句数  各自3句

    リーダー 立川 良臣

    事務局  土居 旭・濱本 文雄

   

    今回も、その中から1句ずつ選句した作品を掲載します。

 

    着飾りし牛と五月女花田植・・・沖本 惠子

     木洩れ日やハンカチの花杉木立・・勝島 千波

     五月晴れ箱根街道杉並木・・・小林 順子

    梅雨入りやどんより曇る気と心・・・立川 良臣

    黒潮や土佐の旬彩初鰹・・・土居 旭

    筑豊路麦刈り済んで煙立つ・・・浜本 文雄 

    

     今回も力作ありがとうございます。

   若葉萌ゆる新緑の候、初夏の風情あふれる句作となりました。

   次回も、健吟よろしくお願い致します!!

 

      

   次回の勉強会は、月10日 (火)午後2時から

   会場は、NTT基町ビル7階 会議室です。

    投句は、3句を月5迄に濱本さんまでお願いします。

 

 

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福山むつみ俳句会

2024年05月24日 20時08分10秒 | 俳句
   福山むつみ俳句会       2024.5.20 NO.374       
  2024年(R6)    5月 定例句会の結果      
花は葉に八十路のくらし日々新た・・・・多木 伸一
更衣腕に馴染まぬ風のあり・・・・・・・藤原 泰江
街中が香にむせ返る薔薇の街・・・・・・濱本真知子
朝昼の衣装代えつつ薄暑かな・・・・・・林  久晴
島に島隠れてゐたる袋掛・・・・・・・・長岡百合子
代搔きを終へて今宵は手酌酒・・・・・・浜谷 義和
故郷は嫁ぎ先なり柿若葉・・・・・・・・藤井冨士子
そら豆がつなぐきずなを来年も・・・・・大平 康子
隅田川時代は変われど春うらら・・・・・高木 光子
つばめ来る北の大地のゴルフ場・・・・・作田 嘉弘
母の日に届く心のうれしさよ・・・・・・濱田美智子
吾は春よ増す事もなし医師笑むや・・・・横山ノブコ
               
   福山むつみ俳句会  374号          
     2024年5月発行   PC編集 浜谷義和        
 次回句会 2024年6月17日(月)        
   次回もよろしくお願いします。!🌸      
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