へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

君子は豹変す?

2009年12月25日 04時14分39秒 | Weblog
一般的には「君子豹変」と言われることが多いが、辞書で調べると「君子は過ちがあればすみやかにそれを改め、鮮やかに面目を一新する。俗に、考え方や態度が一変する事に使われる。」とある。
今回問題になっている、鳩山総理に対する多額の母親からの資金援助問題に対する鳩山総理の対応は「悪い意味の君子豹変」と言ってよいだろう。
立場が逆だった過去の発言と、今回自分自身が批判される立場に立ったときの発言の違いを、言葉巧み?に言い逃れをしようとしている姿を見ると「こんな人の言葉に騙されて投票した人の気が知れない」と思ってしまう。
それにつけても、毎月1,500万円もの大金(私の年金だとおよそ8年分)を援助できる母親の財力には恐れ入るところで、こんな家庭に育った人に一般庶民の気持ちなどわかるはずもないだろう。
政治の「金権腐敗」と言うことがしばしば問題になるのだが、その原因の一つとして、このような大金が裏で動いている事も関係しているのである。
さて、多くの人は政治に期待をしているようだが、所詮政治なんてこの程度の物で、真面目に政治を考える人には「出る幕」などどこにもないのである。
一部には真面目に政治を考えている若手議員もいないではないだろうが、悲しいかな「数の力」に押し流されてしまい、何時しか初心を忘れてしまうのである。
私も過去に2度町議選に立候補を要請された事があるが、政治の裏事情を知っている私としてはとても受ける事は出来ない相談である。
私以外にも断った人を3人知っているのだが、三人とも異口同音に私と同じ事を言っており、仮の話し、立候補して当選したとしても「真面目にやると次の選挙では落選する」と言う結果が待っているのである。
変な言い方かもしれないが「君子危うきに近寄らず」である。
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