次々に起きる難問で、退院の時期が全く決まらない。
が、それらを少しずつ解決しても、最大の難関が2つも残っているのである。
それは、「食べること」と「話すこと」である。
まず始めに取り組むべきは「食べる(食事)」である。
2ヵ月半に渡る、鼻から胃にチューブを入れての「経管栄養補給」の状態では「退院させられない」と言う医師の宣告。
その時点では、まだ水を飲むことすら出来ない状態である。
話をすることは愚か、言葉を発することも出来ない状態である。
が、そうも言ってはいられない心情を医師がくんでくれて、思い切ってチューブを抜いてみることに。
ダメならまたチューブを入れればよいのだから、正に「ダメモト」である。
とりあえずはチューブを入れたままで水を飲んでみるが・・・・。
手術の後遺症で、下唇の左半分が麻痺をしていて、水を口の中に保持すること自体が難しい。
それでも、ほんの僅かではあるが、水を飲むことは出来た。
が・・・・。
手術の後遺症で喉が変形をしているので、ウッカリすると水が気管に入ってしまう。
なので、常に顔は少し下を向く感じでいなくてはならない。
そして・・・・。
口に含んだ水を飲むに当たっては、「さあこれから水を飲むぞ」と言う心の準備も必要なのである。
心の準備なしで水を飲めば、水が気管に入り、必ずむせて大変なことになるのです。
なので、これは洗面台で練習をしました。
数日の練習で何とかなりそうな感じになり、思い切ってチューブを抜いてみることに。
チューブを抜いても大丈夫そうなので、今度は「病院食」へのチャレンジである。
病院食。
これがまた難問である。
最も、病院食とは言っても、普通の病院食ではありません。
続く
が、それらを少しずつ解決しても、最大の難関が2つも残っているのである。
それは、「食べること」と「話すこと」である。
まず始めに取り組むべきは「食べる(食事)」である。
2ヵ月半に渡る、鼻から胃にチューブを入れての「経管栄養補給」の状態では「退院させられない」と言う医師の宣告。
その時点では、まだ水を飲むことすら出来ない状態である。
話をすることは愚か、言葉を発することも出来ない状態である。
が、そうも言ってはいられない心情を医師がくんでくれて、思い切ってチューブを抜いてみることに。
ダメならまたチューブを入れればよいのだから、正に「ダメモト」である。
とりあえずはチューブを入れたままで水を飲んでみるが・・・・。
手術の後遺症で、下唇の左半分が麻痺をしていて、水を口の中に保持すること自体が難しい。
それでも、ほんの僅かではあるが、水を飲むことは出来た。
が・・・・。
手術の後遺症で喉が変形をしているので、ウッカリすると水が気管に入ってしまう。
なので、常に顔は少し下を向く感じでいなくてはならない。
そして・・・・。
口に含んだ水を飲むに当たっては、「さあこれから水を飲むぞ」と言う心の準備も必要なのである。
心の準備なしで水を飲めば、水が気管に入り、必ずむせて大変なことになるのです。
なので、これは洗面台で練習をしました。
数日の練習で何とかなりそうな感じになり、思い切ってチューブを抜いてみることに。
チューブを抜いても大丈夫そうなので、今度は「病院食」へのチャレンジである。
病院食。
これがまた難問である。
最も、病院食とは言っても、普通の病院食ではありません。
続く