鳩山総理に限らず「私なりの覚悟」とか「私はこう思っています」「私は・・・と信じています」などと言う言葉を使う人が多いのだが、この「私なり」とか「私は」と言う言葉は非常に無責任な言葉で、責任ある立場に立つ人が使うべき言葉ではないと思う。
「意見には個人差がある」とよく言うのだが、意見だけに個人差があるわけではなく、覚悟にも信じるということにも個人差があり、それゆえに「思想信条の自由」が憲法によって保障されているのである。
政権の座について2ヶ月余り経つが、最近の民主党のやり方はかなりのブレが生じてきているのだが、そのブレを隠そうとするがごとく「マニュフェストを多数の力で押し通す」と言う、かなり強引なやり方をしているのだが、選挙では大勝したのだが「有効得票数は半数以下」だと言う事を肝に銘ずる必要があるのではないだろうか。
「高速道路の無料化」にしても「半数以上が反対」と言う事からもわかるように、民主党のマニュフェストが多数の人に受け入れられているとは限らない事は明白であろう。
アメリカのオバマ大統領の支持率が下がり続けているように、鳩山内閣の支持率も下がり始めている。
まだかなりの支持率は維持してはいるものの、その中には「願望的支持」と言う人もかなりいることも確かで、財源不足の中でマニュフェストを実現する事が困難になれば「離反」してゆくのは間違いないだろう。
さてここからが問題で、マニュフェストの実行が不可能になり「大幅に支持率が低下」と言う事になったとしても、最終的には「私なりの覚悟」と言う切り札で対抗するのだろうが、その結果として「総理を辞任」と言う事になったとしても「恵まれた家庭に育ったお坊ちゃま」にとっては痛くも痒くの無いのではないだろうか。
「意見には個人差がある」とよく言うのだが、意見だけに個人差があるわけではなく、覚悟にも信じるということにも個人差があり、それゆえに「思想信条の自由」が憲法によって保障されているのである。
政権の座について2ヶ月余り経つが、最近の民主党のやり方はかなりのブレが生じてきているのだが、そのブレを隠そうとするがごとく「マニュフェストを多数の力で押し通す」と言う、かなり強引なやり方をしているのだが、選挙では大勝したのだが「有効得票数は半数以下」だと言う事を肝に銘ずる必要があるのではないだろうか。
「高速道路の無料化」にしても「半数以上が反対」と言う事からもわかるように、民主党のマニュフェストが多数の人に受け入れられているとは限らない事は明白であろう。
アメリカのオバマ大統領の支持率が下がり続けているように、鳩山内閣の支持率も下がり始めている。
まだかなりの支持率は維持してはいるものの、その中には「願望的支持」と言う人もかなりいることも確かで、財源不足の中でマニュフェストを実現する事が困難になれば「離反」してゆくのは間違いないだろう。
さてここからが問題で、マニュフェストの実行が不可能になり「大幅に支持率が低下」と言う事になったとしても、最終的には「私なりの覚悟」と言う切り札で対抗するのだろうが、その結果として「総理を辞任」と言う事になったとしても「恵まれた家庭に育ったお坊ちゃま」にとっては痛くも痒くの無いのではないだろうか。
例えばの話だが、何かを食べに行った場合を考えてみると良いだろう。
美味しいお店だと思って入ったところそれ程でもなかったとしても、それ以外の店の味がそれ以上に悪ければ、次に行く場合も同じ店にせざるを得ないのと同じではないだろうか。
正に「二つの悪のうち、より少ない悪を選ぶ悲しさ」である。
小泉政権のときもそうだが、現在の小選挙区制が生み出した鳩山政権、期待の方が大きいために支持率をある程度維持してはいるのだが、オバマ政権でさえ支持率が低下している事を考えれば、「風前の灯」ではないだろうか。