へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

「恵まれた家庭に育ったから・・・・」

2009年11月12日 03時56分58秒 | Weblog
資産公開で保有株式が記載漏れしていた事に対する鳩山総理の弁解なのだが、恵まれた家庭に育ったお坊ちゃまが「貧しい庶民の暮らし」など想像できるだろうか。
ましてや公共事業でかろうじて食いつないでいるような人たちの気持ちなど理解出来るはずなどないだろう。
この事は、恵まれた生活を送れる都市部の人たちにも言えることで、自分たちが如何に恵まれているか考えたことがあるだろうか。
こう書くと「都会の生活だって大変なんだ」と言う反論も出てくるだろうが、それでは何故に「都市部に地方出身者が多い」のであろうか。
これは都市部と地方の格差が大きいため、地方から都市部に人口の流入はあっても「都市部から地方への流入は無い」と言う事が原因で、都会の生活が苦しいからといって「地方へ戻る」と言うUターンやJターン、Iターンと言う事が殆ど起きない事で証明出来るであろう。
鳩山総理は「貧しい人たちの気持ちも理解出来る・・・・」などと言う戯言を言っているが、僅かな時間視察しただけで一体何がわかると言うのだろうか。
理屈では理解出来たとしても、所詮は理屈でしかなく、理屈通り行かないのが世の中ではないだろうか。
とかく恵まれた家庭のお坊ちゃまは「頭でっかち」になりやすく、口は達者だが「理想論ばかり」と言う事が多く、現実とは大きく乖離(かいり)することが殆どなのである。
これは私の想像で言っているわけではなく、中学・高校時代の同級生の多くが「中流家庭(一般的に言われる中流ではありません)のお坊ちゃん」だったからわかるのです。
「千坪の土地に二百坪の家」、テレビがある家庭など殆どなく、街頭テレビに人が集まっている時期に「一家に2台のテレビ」、など当たり前な同級生たち。
庶民階級の私が話しをしても「夢のような話」が多く、「住む世界が違う」と言う事を実感しないわけには行かなかったのである。
正に、一般庶民と恵まれた階級とは「住む世界が違う」のだから理解が出来ないのが当然であろう。
昔は金持ちしか参政権が与えられなかったのもうなずける話である。
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