へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

TPP交渉の行方

2015年10月03日 02時25分29秒 | Weblog
TPP交渉も「大筋の合意」を求めているようだが・・・・。

過去に何度も書いているように、大筋の合意だって容易なことではない。

「交渉」とは「駆け引き」が重要で、自らが損になるようなことはしない。

が・・・・。

参加国は、各国それぞれ内容は違っても、「得」する部分と「損」をする部分を持ち合わせている。

「得」はと言うと、「関税の撤廃」が基本にあるTPP交渉なので、得を出来るのは「輸出」がらみになるが、その反動?を受けるのが「輸入」である。

日本は輸出によって成長をしてきたので一見有利に見えるが、農産物の多くを輸入に頼っているため、農産物部門では不利である。

これは、言い方を変えるなら、トランプの「ババ抜き」と同じようなもの。

どの国だってババなど引きたくない。

が、誰かがババを引かない限り、交渉は永久にまとまらない。

が、どの国だってババは引きたくない。

さて、ババの行方は・・・・。



仮の話、交渉がまとまったとすると・・・・。

今度はその国の中でババの押し付け合いが起きるであろう。

日本であれば、ババを押し付けられるのは・・・・・。

農業分野であろう。

「大規模化して対応」などと言うバカもいるが、「大規模化」の意味がわかっているのであろうか。

日本の農地をいくら大規模化したところで、世界レベルで考えれば「小規模」でしかないのだから。
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