へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

何故、デジタルが良くてアナログがダメなのだろうか?

2010年01月19日 04時44分41秒 | Weblog
これはテレビの話ではなく、広く一般的な観点から見た話で、私から見れば「どちらもそれぞれ長所と短所がある」と言いたいのです。
「デジタルの長所はアナログに短所で、アナログも長所はデジタルの短所」である事は余り問題として取り上げられる機会が少なく、もっぱら「デジタルの良い面」ばかりが強調されているが、何もかもデジタル化された社会など想像したくもないのです。
デジタルの世界は「1か0」と言う世界で、その間にある曖昧(ファジー)な部分を表現することが難しいのです。
これを別な例えで考えて見ると、デジタルを英語に、アナログを日本語に置き換えたような感じではないだろうか。
アルファベットが26しかないのに対し、日本語の場合は、「漢字、ひらがな、カタカナ」を合わせると無数の組み合わせが出来ることにより「微妙な表現」も可能だが、26個のアルファベットの組み合わせではとてもこのようなことは出来ないのです。
「地デジ」を始めとして、様々な分野でデジタル化が進められているのだが、その影響を受けて「物の考え方までデジタル化」しているようで困った物であるが、それを助長しているのだ「活字離れ」と言っても良いだろう。
「携帯小説」や「書籍のデジタル化」が進めば、「広い視野に立って物事を判断する」と言うことが出来なくなってしまうのではないだろうか。
最近良く聞く言葉に「キレル」と言う言葉があるが、冷静になって考えて見ると「話の中の一部分だけが問題になる」と言うことが多く、全体的に話の内容が判断できれば「キレル事はない」と思うのだが・・・・。
携帯電話(メール)の普及も大きくかかわっているだろうが・・・・。
いずれにしても「デジタル化社会の弊害」と言えるのではないだろうか・・・・。
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