へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

文明の利器の功罪    8年も前の記事だが・・・・

2015年12月30日 23時51分33秒 | 毒舌(皮肉)
物事にはすべて「表と裏」が有る。
表が「功」であれば、裏は「罪」と言う事になる。
別な言い方をすれば、「メリットとデメリット」とも言う。
新しい「文明の利器」が作られるたびに、メリットの部分ばかりが強調されてしまう。
作る側にすれば、折角作っても「売れなければ困る」から、当然の話である。
政府の公約にしても同じ事が言える。
「次の選挙」に勝つ為には、「有権者が喜ぶような公約」になってしまう。
その結果として、「長期的展望」に立った政策など出来る訳は無い。
年金、医療、介護・・・・・・・。
どれをとっても、「長期的展望」に欠けている為、すぐに問題が起きてしまう。
そして、起きた問題に対しても「場当たり的な対症策」ばかりで、「根本的な解決策」は作られない。
これは日本だけの事ではないのだが・・・・・。

いい加減で、経済発展を「至上命題」にするのを止める事は出来ないものだろうか?。
原油の高騰でバイオエタノールの生産が増加しているのだが、このバイオエタノールの生産増が、穀物相場を引き上げ、その結果として、様々な分野に影響(デメリット)が出て来ている。
地球の温暖化は、とめる事は出来ないであろう。
一部で、温室効果ガスの発生を抑える手立てが取られてはいるが、「焼け石に水」程度にしかなっていない。
「経済発展と言う至上命題」がある以上、仕方ない事であろう。
人類は、「文明の利器」と言う「禁断の果実」を手にしてしまった。
麻薬と同じ様に、「強い依存性」があるので「脱却」する事は難しいだろう。
「永久に発展する」と言う神話などのだ。
「人類は高度な知能を持つ生き物」だと言う人がいるが、本当であろうか?。
私は常に「悲観論」ばかり並べ立てているが、現状から考えると、「楽観論」を持つのは危険だと思うのだが・・・・。
ここで少し補足説明をしておきたい。
「悲観論」と書いているのだが、正確に言うと「楽観的悲観論」と言うのが本当である。
「楽観的悲観論」とは?。
説明するのは、非常に難しい。
「悲観的な見方はするが、悲観的にはならない」と言う様な事である。
「備えあれば憂いなし」「転ばぬ先の杖」「ダメで元々」などの意味も含まれる。


追記

これは「2007.11.04.」に書いているのだが、埋もれさせていては勿体ない?と思い、新な日付けで再投稿しておきます。

ただ、「楽観的悲観論」は訂正の必要があるかも。

「悲観論」と言うのもおかしいが、こらから先の事を考えると、「楽観視」は全く出来ないので、「これから更に悪くなる」と言うことを前提に考えておくほうが良いと思うのだが・・・・。


最後に書いてある「備え有れば憂い無し」「転ばぬ先の杖」は必要だと思います。



「成長戦略」を信じるのは・・・・。


愚かな事だと思うのだが・・・・。
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