いろいろと書きたいことだらけだが、最近は集中力が減退し、何をどう書くかで悩むだけの日々です。
なので、たまにこうして書くしかありませんが、その点はご容赦のほどを。
で、本題の「豚もおだてりゃ木に登る」だが、今回は「1億総中流化社会」に関しての話でも。
「日本人の9割が中流意識を持っている」などと言われてきたが、「中流」とは何なのか。
このようなことが言われていたころ、私はまだ10代だったが、これは日本人が勝手に勘違いをしていただけで、本当の「中流社会」を知らない日本人が勝手に思い込んでいるだけだとわかっていました。
多くの人は「上流、中流、下流」という単純な区分けをするため、戦後の貧しい暮らしから「中流になった」と思っているだけで、実際は違っているのだ。
「上・中・下」という3段階で考えるから勘違いが起きるのであって、上・中・下の中にも「上中下」があるのです。
で、敗戦後の日本は・・・・。
「下の下」か「下の中」という程度でしかなく、朝鮮戦争勃発による「戦争特需」で景気が回復したが、それでもなんとか「下の中」か「下の上」になっただけで、中流とはまだほど遠い状態だったのです。
そう、戦後の貧困状態からは脱したものの、中流にはまだほど遠い状態だったが・・・・。
国がそれを巧みに利用し、メディアもそれに同調。
そう、まさに日本国民の多くは「豚もおだてりゃ木に登る」と同じ状態になり、その後の経済成長へとつながるのです。
が・・・・。
その陰でひそかにあるものが生まれていました。