へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

苦労は先にしておくもの

2016年02月26日 23時08分06秒 | 少しは役に立つ話?
かつては「若い時の苦労は買ってでもしろ」と言われたものだが、最近は完全に死語と化している。

「終い良ければ全て良し」と言う言葉もある。


考え方によっては「備えあれば憂いなし」も同じようなことでは?。


先に苦労をしておいて、あとで楽をする。

が・・・・。


最近は目先のことで物事を判断する傾向が強く、可能な限り苦労は先送りしようとする人が多い。

私も余り大きなことは言えないが、結果から見ると、若い時の苦労が今役立っていることも多い。



かつて日本中がバブルで浮かれていた時代があるが、私は浮かれることはなかった。


多くの人がバブルに浮かれ、車や電化製品を次々と買い替えていた時代である。


食べるものもかなり贅沢をしていたが、当時小学生であった息子の友達の家の多くもそうである。

なので、小学生の息子からは「父さん、うちは貧乏なの?」と言われたこともあるのである。


が・・・・。

もしもその時、同じように浮かれていたならば・・・・。


今の私の生活は成り立たなくなっていたであろう。

息子を大学に行かせることも叶わなかったかも。


大学に行かせれば、借金で苦しむことになっていたかも。



バブルに浮かれないでその分浮いたお金はどうしたか。

真っ先にしたことは・・・・。


住宅ローンの「繰上げ返済」である。






そして・・・・。

繰り上げ返済が終った翌年に「バブルの崩壊」が起きるのです。

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2 コメント

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ホント苦労~ (チーママ)
2016-02-27 06:10:55
それほど若くはなかったけど、
いちばん高い頃にマンションを買ったので、3人を学校に通わせるのはきつかったです
今は、チョイ気楽に生活できてますが・・・
若い時の苦労はかってでも!なんて、今は使うことも聞くこともなくなってきましたね~
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チーママさん (へそ曲がりおじさん)
2016-02-27 20:40:12
私の場合はかなりラッキーだったかも。
と言うのは、第一次石油ショック(昭和38年)が起きる少し前に契約をしていたので、後半年遅かったらダメだったかも。
建築中に資材が暴騰を始めたので、間一髪セーフだったのです。
反対に、バブルがはじける直前に家を建てて泣いた人も結構多いようです。
が、家を建てた2年後には石油ショックのあおりで会社が倒産。
おかげで、その後の2年くらいは耐乏生活を強いられたがね。
若かったから耐えられたようなもので、今ではとても無理だろう。
節約のため、3ヶ月くらいは朝晩の食事が「5袋入りで198円」の即席ラーメンばかりだった時もあるのだから。
野菜は「モヤシ」ばかりで、安いときを狙って買った卵で栄養補給。
こんな苦労も、今では思い出(笑い?)話になっています。

が・・・・。
今の若い世代には無理かも。
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