NHK小松帯刀が足痛を患った状態で登場した。
平成20年11月9日20時より放送のNHK大河ドラマ『篤姫』第45回 「母からの文」 で、突然、小松帯刀が足痛により歩行困難な状態で登場した。視聴者の多くが「彼の身に突然何が起きたのだろう」と当惑したに違いない。
実在の小松帯刀は元来病弱で、彼の足は以前から調子が悪かったのだ。(美食家だった彼は糖尿病を患い足痛もそれによるものという説がある。)大政奉還の後に急病を発したわけではない。
事前に“病で足の状態が思わしくない”という状況を描き込んでいればよかったのに、何故そうしなかったのか。
そう言えば、物語がまだ序盤の頃、薩摩時代の篤姫が幾島(松坂慶子)と初めて会った時、それまで今で言う共通語で喋っていた篤姫が突然薩摩訛りに変身するという奇妙な場面があった。後に続く「姫様の言葉には薩摩訛りがある」と幾島が注意するセリフと辻褄を合わせる為の泥縄式演出である。
この番組の製作陣は“伏線を張る”というごく基本的なことも出来ないほど無能なのかな?
災害備蓄用に適した長期保存出来る水・食料は無駄にはなりません。よろしければ御購入ください。貧しいオジサンが大いに救われます。