“戦”と聞いただけで条件反射的に「戦だけは避けねばなりません!」と金切り声をあげていたNHK大河ドラマ『篤姫』の小松帯刀。
ところが、第四十五回「母からの文」で“何故反戦平和でなければならないか”の理由を解説するようになり、ついに、11月23日放送第四十七回「大奥の使者」では、「“無益な戦は”避けねば」というふうにトーンダウンしてしまった。
どうした、NHK帯刀?情勢分析も戦略も駆け引きも大義名分も何も関係無しに、ただ反戦平和主義者の馬鹿の一つ覚えで「戦だけは避けねばなりません!」と絶叫してこそのキミじゃないか。
それとも、“戦争はしないほうがいいに決まってるが、避けて通れない戦争もある”という人類普遍の当たり前の真理に、キミも、四十七回目にしてついに気づいてしまったのか?だとしたら、遅すぎる。
前回「大奥の使者」の終わり方や第四十八回予告編をみると、どうやら物語は、“江戸城無血開城は、勝海舟に西郷隆盛との直談判を命じ其の談判の席で西郷に江戸総攻撃を思いとどまらせることになる何かを託した篤姫の手柄”という展開になりそうな気配だ。
実在の天璋院(篤姫)もあの世でビックリだろう。現代風の言い方なら「えー!?私、そんなことしてないわよぉおお!」と言ってるだろう。
テレビドラマや小説や萬画の内容を真実だと思い込む◯◯が沢山いるんだがね。。。どうするんだ。