瞑想をはじめたきっかけ。

私が瞑想をやってみたいと思ったのには、いろいろな理由がありますが
一番の転機は、東日本大震災です。


あの日、たまたま仕事が休みで、家でテレビを見ていました。
午後２時か３時頃、番組が一斉に地震の事に切り替わりました。


ここ、豊橋でも結構揺れたようですが、私は気がつきませんでした。


テレビでは、津波がくるから逃げてくださいとしきりに放送していて
津波がくるところもずっと映像で流れていたので、何がおこるのかテレビから離れられませんでした。


それから原発の事故があり、あの時はこれからどうなってしまうのか不安でいっぱいでした。


まわりに、原発の事に詳しい人や、ボランティアをしている人がたくさんいたので私もいろいろと活動に参加していました。


それから１〜２年がたったころ、震災の事、原発の事以外にも、世の中にはたくさんの問題があり
頑張って、どれかひとつの事を解決できたとしても、どんどん問題が出てきてもうどうしたらいいのーーー。


という状態で、もう、心身ともに疲れ果てていたころです。


そんな時に読んでいた本に、「世界を良くしていくには、自分を変えるしかない」「自分を変えるには瞑想がいい」


というような事が書いてあって、瞑想に興味がわき、ヨグマタさんに出会う事ができ、瞑想をはじめられる事が出来ました。


あの時は、自分では良い事をしているつもりでいたのに、やればやるほど疲れ果てそれがなんでかわかりませんでした。
でも、今は少しずつわかるようになってきました。


無駄なエネルギーを使っていたのです。


あの時は、起きているときはずっと、政府や、電力会社とかに対して怒りが常にわき上がっていて、それがエスカレートして
まわりの人がやることにもいちいちイライラしたり、あと、自分を責めたり、常に否定のエネルギーでいたと思います。


でも、瞑想をはじめてしばらくすると、昼間はいろいろと考えてしまっても、夜、そして、朝瞑想をすると
そこで思考がストップするので、その日起きた事や、嫌な事があっても、その嫌な感情を引きずらなくなってきました。


前の日の事を引きずらずに、朝、また新たな１日をスタートできる。


そうすると、無駄に疲れなくなるので、今はお店の仕事をしながら、休みの日には、畑仕事。　本当に充実した日々を過す事ができています。


忙しくしていても、体調が崩れる事もほとんどなくて、前は時々かぜひきそうだから夕ご飯を食べずに寝たりする日も時々ありましたが
今は、それすらほとんどありません。


瞑想は本当に素晴らしい。


どこでも、いつでもできる。私の宝物です。