楽学天真のWrap Up


一語一句・一期一会
知的遺産のピラミッド作り

朝ドラマ芋たこなんきん

2007-01-20 08:49:05 | 生活
私の生活は極めて不規則だが、NHK朝ドラマだけは見る。今はBSで7時半から「芋たこなんきん」と「君の名は」を見る。
前者はちょうど主役ではなく、その子供たちが私の世代。
フォークだ集会だとなつかしい。
服装もミニスカート、ジーンズ、長髪。
その時の私たちのこころがなつかしい。
当時はまじめに考えもしなかった親たちのこころは新鮮である。
私たちの世代の親たちはあの第2次大戦をくぐってきたのであった。
もっと会話をしておくべきであったと思っても、今はもういない。
「学生運動だけはやってくれるな」という言葉もなつかしい。
私の親もおなじことをいっていた。
でも、そんな言葉は、片隅にはあっても真剣に、考え始めたときには吹っ飛んでしまっていた。
そして、親は何も言わずに見守っているだけであったが、その視線はいつも気になっていたものである。
きっと自分たちの青春時代と比べていたのであろうと思う。彼らの青春は戦争一色であったに違いないのだから。
朝のドラマは、そんなことを思い出させてくれる。
私のように多くの働く人、主婦などが一日のはじまりに見る。
そして、その短い15分で何かを受けとめて、こころを新鮮にして動き始める。
うまくできているもんだな、と思う。そのドラマを提供するのも人間なのだね。




コメント
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