もうすぐ今年度木村伊兵衛賞の発表の時期ですが、昨年受賞した写真集がヤフーオークションに出品されていました。最終落札値は見ていませんが、2時間前の値段は15000円を超えていました。定価は3800円で、昨年7月にはまだ蒼穹舎に平積みされていた。いくら限定450部とはいえ高すぎませんか?オークションの値段に文句をつけるのは野暮ですが、3800円の商品を15000円以上で買う勇気があるのなら、木村伊兵衛賞を受賞する前は全く売れなかった時期に買う勇気をだせよ。受賞後完売してから、古書で買うもんじゃありません。作者に失礼だよ。15000円で買ってくれても、1円たりとも作者にはいってこないじゃぁないか!買って売った奴が儲かるなんて、どうみてもおかしいじゃん。オークションに出品した人は先見の目があるのかもしれないが、作者は浮かばれないよ。蒼穹舎でも10年間かけて売っていこうと思っていたらしいので、うれしい誤算かもしれないが、どうもこの頃の古写真集の高値には疑問を感じます。定価で売っている時に買いましょうよ。値段が高くなってから手をあげるなよ。最初に手をあげて、作者を喜ばしてあげましょう。お願いします。
