バ~様を見舞に病院のエレベーターを5Fで降りたら
先日から話すようになった昭和4年生まれのオバアサンと出会った。
「アンタ‼毎日、来ているね・・・ここに座りゃ!」
長椅子に二人で腰かけて喋った。
「アンタのオバアサンはこんな事いってはイカンのやけど、ちょっと頭がおかしいと思うよ。
それから、もう話さんようになった。真夜中に、ナースコールのボタンを押さずに大声で呼ぶやろ!
それがオシッコがしたいとか、我慢しろという話だわ!たまらんわ!それから目が覚めて眠れんよ!」
申し訳ない。すいません!と謝った。
それでバ~様が二度も病室を変わった理由がこれで分かつた。
同室の人々から文句がでていたのだ。
今日の最後のバ~様の言葉は「もう帰るよ!」と言うと「帰れ!」の大声だった。