石川 博雄(記憶の作り方)Hiroo Ishikawa (How to make the memory)

オイラと妻とチクワ(12歳めす猫)ムギ(10歳おす猫)マメカン(8歳おす猫)二人と三匹のその日暮らしアレコレ

2024/06/19 WED

2024-06-19 | ムギ

娘から「フィルムコンパクトカメラPENTAX 17」というカメラが何十年ぶりに発売になったね!お父さんは買うの?というLINEがきた。

 

 

 

PENTAX 17 | 製品 | RICOH IMAGING

 

現在では、フイルムカメラはフイルムは1本1700円前後とバカ高い、現像処理も1本800円以上で高い、プリント1枚50円前後とコストがかかりすぎる。そしてMFカメラといっても距離計が入っている訳でもなく目測で合わせるカメラなんぞ!オイラは全く興味がありません。それにPENTAX 17はハーフサイズカメラなんだ。

コメントを見ていると「欲しい」とか「予約を入れよ」「買います」と言っている人ばかりだよ!と返信がきた。まぁね・・・懐かしいなぁとは思うだろうけど、本当に買う人がどれだけいるのだろう?まぁ昔フイルムカメラを本格的やっていた人は、中途半端な機種と思うので、買わないだろうね!

購買層はフイルムカメラを使ったことが無い若い人だろうな・・・と思います。フイルムがもっている粒状感を映像に活かしたい映像作家が使うのか?そういえばハーフサイズカメラというと森山大道さんが1971年に横尾忠則さんと一緒にニューヨークへ行って撮影した「71、NY」という写真集2002年刊の写真集を思い出す。


2024/06/08 TUE

2024-06-18 | チクワ

昨日、スーパーへ買い物に行った。寒い!半袖Tシャツ一枚では、二の腕が寒いというより冷たい。妻も半袖Tシャツ一枚だが寒くないのか?と見てみると腕カバーをしている。いつの間にそんなものを。老人性鼻漏(寒さを感じると鼻水がたれる)のオイラは辛抱できなくなった。

幸いにしてスーパーの隣に100均ダイソーがあったのでオイラ一人だけで腕カバーを買ってスーパーに戻った。二の腕に通してみると暖かいだろうと思ったが存外に寒いのだ。タグでは冷感(MEN)と記載があった。そして右腕だけが、きつく締められている感じがする。妻に見せるとオイラの腕カバーを貸してくれ!という交換してみたら妻が「これ!暑くない」という。妻は、何かと文句をいう「いちゃもん」付けなきゃ気が済まない人なのだ。腕カバーをしている爺さんはオイラだけしかいないが、まぁこれはこれでなんとか恰好がつくと思った。鼻を垂らして歩いている姿よりは幾分良いのだ。

昨夜から雨が降りしきっている。長雨という言葉は聞くが何日続けば長雨になるのだろうか?きょうは止みそうもない暗い空が広がっている。

手で書いて漢字を忘れないために日記をつけている。寝る前に布団に横になって枕元のスタンドの灯りをつけて書いているのだが、年々に寄る年波のせいか眠たくて眠たくて、どうしょうも無くなってきた。だから適当に書いているのだ。これでは何のための日記だと考え直して朝に昨日のことを思い出して書く事にした。昨日の事が思い出せないようは終わりだなぁ・・・という宣言です。


武田泰淳著  目まいのする散歩  中公文庫2018年刊(改訂版)

2024-06-17 | 

突然「目まい」がする病魔にとり憑かれて、己の死を意識しながら「するするやるか」と奥さんに催促されて泰淳さんが文を考える。奥さんである武田百合子さんに口実筆記をさせた随筆集です。死を漂わせる現在と過去の楽しい思い出(奥さんとの出会いと夫婦同伴の旅)を、語り尽くしています。

PS「するする」とは口実筆記のことで夫婦の隠語。


2024/06/17 MON

2024-06-17 | マメカン

きょうは棋聖戦5番勝負の第2局が藤井聡太棋聖✕山崎隆之八段挑戦者で新潟県新潟市で始まっています。abema将棋チャンネルで無料観戦できます。

暑くなったので老人性鼻漏(寒いと感じると鼻水がでる)のオイラでも半袖のTシャツと靴下を履かず裸足で生活している。ところがマメカンの散歩から帰ってきたら、二の腕の肘と足にくるぶしの4か所も蚊に刺されていた。オイオイ!こんな老人をエサにするなよな!夏はいやだね!

夜寝る前に日記を書く習慣にしていた。でも後から読むと「○○へ行った。○○へも行った」としか書いていない。眠たい!眠たいで、いい加減に書いているのだ。だから翌朝に書く事に改めようと思う。ただし・・・昨日の事が思い出されるという条件が付くのだが・・・思い出せなければ・・・もう終わっているな!

 


2024/06/16 SUN

2024-06-16 | マメカン

今朝、プレゼントが届いた。おや?と思ったら、きょうは「父の日」で娘(三姉妹)からでした。ありがとうございます。ビールは嬉しいね!

昨日は半袖のTシャツ一枚ですごした。でも今朝はTシャツ一枚では。ちょいと寒い。下はジーンズは暑くて履けない。ブカブカの綿パンにはき替えた。半ズボンは持っているけど一度も穿いたことはない。なんだか鏡をみても足が短いのでカッコ悪いのだ。

寝室の夜はクーラーを稼働させておいて、眠るときにクーラーを切って寝ている。

 


2024/06/15 SAT

2024-06-15 | マメカン

マメカンは叱られることばかりする猫です。階段のすべり止めで爪を研ぐのでボロボロに膨れ上がってしまった。すべり止めの役割をしない。

 

そして処かまわずウンチをする。しかし特に座敷でウンチをすることが好み(介護用のビニール畳の替えてある)。オシッコは座るのではなく尻尾を立てて、立ったままする。対策として壁がある特別なトイレを作った。

朝は散歩を必ずして(時々オイラの目を盗んで脱走をする)、一日中オイラにくっついている。「お前は犬か!」と言いたくなる。

マメカンはその場で叱っても怒っても「何を喋っているの?」どこ吹く風という態度です。自分が叱られていることが分からないのです。なかなか愛らしい猫なんだが・・・時々嫌になる。


早坂暁著  公園通りの猫たち  講談社文庫1992年刊

2024-06-14 | 

早坂暁(アキラ)(1929~2017年)と訊けば夢千代日記を連想する。ほとんど眠らない街の渋谷の公園通りにあるホテルを事務所としていたが、いつの間にか住居人となって10年が経過。公園通りに近い5つ星レストランの裏に30坪ばかりの雑草が生い茂っている空地がある。そこに集う猫達(60数匹)の生涯を時々動物病院へ連れて行きながら、猫好きな人たちと猫王国を優しく見つめている。こんな猫好きな人だとは知らなかった。平易な名文で分かりやすく、ぐいぐい引き込まれてしまう。


2024/06/14 FRI

2024-06-14 | ムギ

 

きょうは予約があるので歯科医院へ行ってきます。

歯科医院から帰ってきて玄関を見ると、いつもムギがオシッコの海を作る場所にオイラのクロックスまがいのサンダルが置いてある。「おい!これは何だと妻に問うと、「ムギを四六時中監視は出来ないので思い付いた。ムギはアナタが好きみたいだから!おなたの匂いがする物を置いて開けば、オシッコはやらないでしょう!」

そりゃないだろう!オイラがいつも使っていたノートPCにオシッコをかけられてオシャカニなってしまっただろう!「だから!あなたと並べて私のも置いてあるでしょう」と妻は言うのだが・・・その場所は今までしたことが無い場所じゃん!

我が家は猫に占領されている。オイラと妻は人質&小間使いになっている。

これ見て見ろ!あんたの枕を抱いて「大好きよ!」と告白しているだろう!「それね、写真を撮る前は、私の枕を掴んで後ろ脚でケリケリしていたんだよ!だからアナタが大好きなの!間違いない!」


2024/06/13 THU

2024-06-13 | チクワ

昨夜「もう寝よう!」と思って猫が3匹いるか確認の点呼をした。「ムギはいる。マメカンもいる・・・チクワは何処だ?居ないぞ!」妻と二人で1階から2階探したがチクワの姿がない?もう一度、仏壇の下の収納棚からベランダから押し入れから、猫が入りそうな場所はすべて探したが居ない・・・妻が「チクワ~!チクワ」と呼んでも1階は返事が無い。2階も駄目で、ベランダで呼ぶと「にゃ~」と鳴き声がする。何処にいる?懐中電灯で探してもチクワの鳴き声がするが、姿は見えない。何処にいる?

チクワは1階の屋根の棟にいた。「助けてくれ!」と鳴いている。どうもベランダから1階の屋根に降りて夕涼みをしていたが、暗いので怖くて傾斜のある屋根を降りてこれないようだ。屋根を懐中電灯で照らして「降りてこい」と叫んでも「助けてくれ!」と鳴くばかりで何ともならない。

妻が「あなた!助けてあげて!」と言うのだ。助けることは厭わないが、この歳になって夜中の0時過ぎに屋根に登るとはなぁ・・・落っこちたら死んじゃうぞ!と妻を脅してパジャマ姿の素足で四つん這いになって屋根を棟まで上がって行った。チクワは逃げる事も無く簡単に捕らえた。チクワは抱きかかえられると「お前なにするんだ!離せ!人殺し!猫殺しめ!」オイオイ!助けてくれ!と鳴いていたお前が助けているのに猫殺し!と鳴くとは何事だ!夜中に声だけ聞いたら虐待してように聞こえるだろう!オイオイ!真っ暗なか、懐中電灯で照らされている屋根を猫を抱いて降りていくのは、正直怖い。そしてベランダの手すりまでたどり着いたらチクワが暴れ出して自分だけひょいとベランダに降りて行った。痛い!とおもって腕を見たら右腕が2ヵ所血が出ていた。「あら!怪我したの!溶連菌が大流行りで傷口から入るらしいから傷口を消毒したら」と言った口で「チクちゃんよかったね!お母さん心配したよ」と猫なで声で妻が言うのです。オイラは一人で2023年の6月に期限が切れたマキロン消毒液で洗って傷パワーパットを2枚貼りました。時計を見たら1時を過ぎていた。ああ~。オイラも猫になりたい。


ビートたけし著  フランス座  文藝春秋2018年刊

2024-06-12 | 

ビートたけしが大学をドロップアウトして、新宿のジャズ喫茶ボーイから浅草へ流れフランス座(ストリップ劇場)のエレベーターボーイのアルバイト就く。周りの人には、アルバイトではなくコメディアン志願の青年とみられる。そして座長の深見千三郎からは一方的に弟子にさせられてしまった。深見師匠の芸の魅力と芸人の世界に魅せられ、漫才ブームが来る前の無名時代のビートたけしのドキュメント風の小説。平易な文章で分かりやすく一気に読める。