Nikon D60 + Sigma 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM
【つづき:~お便利ズーム後編~】
カメラには『半押しタイマー』といって、“何も操作しないと自動的に電源がOFFになる機能”が備わっている。
似たようなモノに、我が家における“何の手伝いもしないと自動的にお小遣いを減らされる機能”がある。
“シャッター半押しで補正レンズ作動/指を離すと休止状態”になる『ニコン純正手ブレ補正機能付レンズ』を装着した場合、
仮に『半押しタイマー』を6秒に設定してあるカメラだと、操作停止6秒後には自動的に電源がOFFる。
純正レンズに限らずコレが一般的な手ブレ補正機能付レンズの動きだと思うのだが、『18-125mm』は違うのだ。ココ大事。
『18-125mm』のOS(手ブレ補正機能)は、
“本体の電源を入れた瞬間に待機状態/そのまま1分間維持し続ける”という誰得仕様になっている。
つまり、
『半押しタイマー』を6秒に設定してあるカメラであるにも関わらず、
何も操作しない状態から電源が落ちるまでに66秒かかってしまうのだ。なんという『今週のビックリドッキリメカ』。
無駄に電力を消費するだけではなく、常に(=操作停止後60秒間)OSの待機音が「ヂィィィィィィ…」と鳴っている。
オッサンとは言え、レンズにまで「爺ぃ」言われる筋合いは無い。
しかも、だ、
その機能・機構と関係があるのだろう、レンズ取扱の注意事項として、
“本体電源を入れてからレンズ側のOSスイッチをONに/本体電源を切る前にOSスイッチをOFFに”というシグマさまからの命令。
これは超絶に面倒臭い。
これらが『18-125mm』特有のモノなら良いのだが、
シグマOSに共通した特徴だとすると、お便利ズームの候補からは『OS付シグマレンズ』を外さざるを得ない。
つまり、“第二次標準レンズ増量感謝祭”の候補に上がっている『17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM』も消える。
OS無しの前期型レンズなんてもう売ってないだろうしなぁ、、。 【つづく】