最近は風景の写真を撮るのが減ってしまった。忙しかったのと膝の痛みが慢性化してしまったので、憂鬱な気分の時が多いせいのようだ。いろんな作業もはかどらない。
もともと気持ちだけは元気で?いろんなことを抱え過ぎていた気もするので、そろそろ手を放した方がいいのだろう。そういうメッセージと勝手に思っている‥
「ネフローゼという事を短所と思うよりも長所と思い、人と違った人生、変わったおもしろい人生が歩める位の気持ちが大切だと思います。私自身も修行時代、もし健康だったらと思うことはありましたが、ない物ねだりをしてもしかたがありません。もしも健康のままだったら健全な体を感謝することなく終わっていたでしょう。私にとってこの病気は体の一部になりました。もう何十年も走っていません。もう走ることはないでしょう。しかしいっぱい走る体験よりも、もっともっとたくさんの体験をこの病気はくれたように思います。」
村山聖九段が寄稿した文章の抜粋です。当時も読みながら切なくなりましたが、今読み返すと、また別の思いがこみ上げてきます‥