森信雄の写真あれこれ

日々の生活や散歩、旅の写真を掲載しながら、あれこれ思いを語ります。

2006-04-29 20:52:46 | 日々の写真
 私は水瓶座の辰年生まれである。棋士は2月生まれの水瓶座が多いので、いつしか星座占いを見なくなった。運命が同じではねえ・・(みんなそう思っているかもしれない)
 「あなたは日本人らしくないねえ」中国に旅しているとき、そう言われたことがある。そう言えば「棋士らしくない」「瀬戸内育ちらしくない」とも言われることもある。おそらく、自分はごく普通の人間だから、どこに行ってもそこに染まらない面があってそう見えるのだろうと思う。
 はまり込み過ぎると、心の中で、ポットとどこかに姿をくらますクセがある。
 
 
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福島の公園

2006-04-28 22:23:26 | 日々の写真
関西将棋会館のあるJR福島駅の裏手にある公園に行った。久し振りに訪れたがこのあたりもすっかり様変わりして、昔と違う風景になった。
 人はまばらで、子どもが鳩に餌をやっていた。静かな夕暮れ前の光景。
 若葉が伸びて、緑が映えている。明日から連休に突入するが、つかの間の休憩になるだろうか。
 カラスが子どもの遊戯の上で、ピョンと跳ねた。カメラを向けると、直に察知して、飛び降りる。人間よりも賢いかもしれないなあ。
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読書

2006-04-27 20:59:32 | 日々の写真
最近は読書がめっきり減ってしまった。本を読もうとする、心の静けさを忘れてしまっているかもしれない。
 この写真のシーンは、村山君のお得意のポーズでもある。漫画ばかりでなく、小説の量も多かったのだ。読書をしない若者が増えているらしいが、語彙だけでなく、頭の中身も物足りない構造になってしまう。
 冴えない大人の真似をやめて、本を読もう、と言いたくなった。自戒!
 
 
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ハナミズキ

2006-04-26 20:03:42 | 日々の写真
ハナミズキが満開で「今年のハナミズキはきれいだねえ」道行くおばあさんが誰にともなくつぶやいた。「旦那さん、写真を撮るならこっちもきれいだよ」(旦那さんか?私のことのようである)
 今年は椿も桜もハナミズキも、ひときわ目立つ。冴えない浮世と違って、春爛漫の花が咲き誇る。どこもかしこもハナミズキ爛漫である。
 
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白いビオラ

2006-04-25 19:53:55 | 日々の写真
 清荒神の駅前のロータリーにある花壇の、白いビオラの花。ここの花壇は以前は悲惨な状態だったが、ある日から突然、生き生きした花が植えられるようになり、これぞプロの仕事という感じになった。
 たまに、ひっそりとおばあさんが手入れをするシーンを見ることがある。目立たないように、花が咲くことを計算しつくしたように、見事な腕前だ。
 餅は餅屋である。プロに任せて、余計なことに手出しをしてはいけない。
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ヤギ

2006-04-24 23:04:28 | 日々の写真
ヒツジは温和だが、ヤギはけっこう気性も激しく、たくましく、急な崖などでも平気な姿をテレビで見たこともある。
 必ずグループにリーダーがいて、先頭に立ち、どこへ向かうかを決めるらしい。
 ビジネス書などでリーダー論があって、戦国の武将がよく出て来て、信長、秀吉、家康の処世訓などが書かれてある。それぞれ若い頃は魅力ある時期があっても、権力を持つと、たいてい輝きが失せるような気がする。
 古今東西同じなのだろうなあと思う。
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清荒神夕景

2006-04-23 21:17:00 | 日々の写真
今日の阪急清荒神駅からの夕景である。大きな夕陽とうろこ雲がわく空の風景で、思わずカメラを取り出す。以前の画素数の低いデジカメで撮った。
 ようやく明日が休みで、取り合えず一息つけるが、気分が重いのは仕方がないだろう。玄関の水槽をのぞくと、知らない間にグッピーの子どもが生まれていた。
 庭のざくろも小さな新芽が膨らんでいる。今年もいっぱい実がなりそうだ。
 
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大仙公園の桜

2006-04-22 23:22:46 | 日々の写真
枝垂れ桜の古木で、支えの木がそれを物語っている。このあたりは古墳も多いようで、公園の敷地の広さに、あらためて驚いた。
 さすがに花見も終わったが、まだ数本の樹はしぶとく残っていたようだった。
 宝塚の中山にも老木の枝垂れ桜があって、普段は枯れているように見えるのに、ひとたび満開となると、見違えるように変身する様は恐ろしくもある。
 その生命力たるや、感動ものである。
 
 
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真っ白な気持ち

2006-04-21 19:48:56 | 日々の写真
以前、椎間板ヘルニアで入院したとき、あまりの痛みに、普通に歩けるなら何もいらないと思った。でも治ってから、あれもこれもと欲が出て、いつのまにか病気のときの苦しさは忘れてしまっている。
 奨励会の頃、いくあてもなくウロウロしていたとき、飯が食えて寝場所があるなら、何もいらないと思った。棋士になって収入が入ってくると、もっと稼ぎたいという欲が出て、ふと、まずい!と我に帰ることがある。
 「森さん、金のことを考えて仕事をしてはだめですよ」N先生に見透かされているのに気付いて、シュンとなる。
 真っ白な気持ちを持ち続けるのは、大変だ。
 
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憂いの聖

2006-04-20 18:02:39 | 日々の写真
この写真は村山君が病気で不戦敗のときに、すべて已む無しのときに見せる表情だ。あるとき村山君は「早く引退して、こども達に将棋を教えたいです」と言った。私は本気かどうか疑ったが、今思うと村山流のおとぼけでなく、本音だったように思えて来る。
 村山君にすると、勝負に全く関心のない師匠が不思議だったろうが、私もここまで勝負に執着する弟子も不思議だった。旅や将棋教室のことは、せめてもの師匠への恩返しを考えていたのだろうか。
 村山聖は、棋士の本分は「将棋に勝つことです」と言い切っていた。
 
 
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千羽鶴

2006-04-20 06:38:00 | 日々の写真
 私が棋士になりたての頃、「一人前になったから、さぞいっぱいお金を貰っているのだろうな」と友人に言われて困ったことがある。まさか皮肉ではないだろうが、今も弟子には「単に収入がいい世界を選ぶなら、将棋は辞めた方がいい」と言う。ただし、霞を食って生きているわけでもない。プロの世界は結果的に手厚い収入がないと、魅力は半減するだろう。これは常に抱えているテーマである。
 プロの世界の厳しさと、組織の弱体化は別の問題だ。システム自体が抱えている難問なのだろう。
 
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花見

2006-04-18 23:19:34 | 日々の写真
今年の桜は、雨や曇りの日ばっかりで鍛えられたせいか?たくましく、なかなか散らないで、しぶとい。今日、初めての花見に、堺の大仙公園まで出かけた。
 旅の仙人水津さん、漫画カマやんのモデル和田さん、そしてHさんとルンルン様の五名だった。あいにく私は車で行ったので、ウーロン茶だったが、このメンバーならそれでも酔った気分になる。
 花びらが舞い落ちてきて、ポトリと串かつに落ちた。「満開のときよりも、風情があっていいですな」
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原爆ドーム

2006-04-17 22:49:36 | 日々の写真
昨日、広島に行ったときに立ち寄った原爆ドーム。以前に来たときよりも、何故か破壊されたドームの建物の中がリアルに感じた。
 何も聞いていないのに「客が少なくて、お手上げですわ」タクシーの運転手さんがこぼす。外人さんのグループがビールを飲みながら、ドームの前で雑談していた。川のほとりにたたずんでいると、犬の散歩、観光客、スケッチ、日常のいろんな光景が見られた。
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糸谷新四段祝賀パーティー

2006-04-17 01:36:59 | 日々の写真
4月16日、ひろしま国際ホテルで催された「糸谷哲郎新四段祝賀パーティー」での席上で、初々しく挨拶する糸谷哲郎新四段。おめでとう!
 兄弟子の山隆之六段、片上大輔四段も、ユニークな祝辞で花を添えた。
 ご両親と共に、この日が来るのをいちばん待ち望んでいた、故本多富治さんもさぞ喜んでいることだろう。いい報告ができてよかった。
 みんなの期待を背負って、兄弟子と共に大いに活躍してほしい。
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塀越しの黄色い花

2006-04-15 21:42:13 | 日々の写真
大阪の長瀬の下町で撮った一枚。例によって、何の花かは知らない。
 今日も雨で、これで何日続いただろう。傘を持って写真は撮りにくいが、もっと気を使うのが怪しい風体の人間と思われることだろうか。背広を着て、デジカメを持って歩いているのは、けったいだろうなと思う。
 春真っ盛り、花も爛々としているが、天気と同じで気分は重い日々である。
 
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