森信雄の写真あれこれ

日々の生活や散歩、旅の写真を掲載しながら、あれこれ思いを語ります。

松井山手将棋大会と師匠の墓参り 2023,10,29

2023-10-30 16:56:30 | 将棋あれこれ

第4回森信雄杯秋季大会が2023年10月29日日曜日に、JEUGIAカルチャセンター松井山手で開催されました。Aクラス,Bクラス、Cクラスに分かれてのリーグ戦です。

 入賞者の皆さん、おめでとうございます。また参加された方には、ありがとうございます。

 

 ★大会結果

Cクラス優勝↓ 中内奏太 指導対局もしっかり負かされました。村城薫平さんも強かったですね。

 Bクラス優勝↓ 小林聡太 実力を発揮して優勝です。井ノ口慎君も惜しかったですね。

 Aクラス優勝↓ 前内伸太郎 実力者の前川尚三さんを破って見事な優勝です。

★10月29日の日記

朝早くに松井山手に向かう。妻と一緒に西木津で降りて、師匠の南口先生のお墓に行った。数年たてば墓じまいになるので、師匠にこうやって無言の話をできるのも限りがある…自分の胸の内を語りかけながら、自分にも問いかける時間である。

 「南口先生はこの景色が好きだったのだろうね」妻の言葉に同意する。静かで素朴な景色が心を和ませる。電車の便が少ないので、松井山手に戻る。この日は将棋大会だった。

 人の歴史は思い出を語る人の中に残るが、いつしか消えていくものだろう。その積み重ねで時が進んでいくが、それゆえに自分が生きている間の縁は大切にしたいなあと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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桑原しんいち、タンゴ・グレリオ演奏会 2023,10,21

2023-10-23 00:09:22 | 音楽

桑原しんいちさんの弾き語りに行くのは久しぶりだ。今回はゲストにタンゴ・グレリオさんをゲストに迎えての演奏会で楽しみだった。少し早めに着きそうだったので、近くの喫茶店に入る。私一人だと可愛い店過ぎて入れない?が、妻と一緒なのでどこに行くのも安心だ。

 会場にも早く着いたが、桑原さんが受付もしていて挨拶する。手作りのイベントは私も同じなのである。生演奏で聞くゲストのタンゴ・グレリオさんのバンドネオン(星野俊路)ギター(米阪隆広)のお二人の演奏も、物悲しいタンゴにひまわりの曲も入り、たっぷり堪能させてもらった。やはり生演奏だと耳からだけでなく心にしみてくるものなのだなあ…「お二人はもっと売れてもいいのですけどねえ」桑原さんの本音ジョークも交えた温かい会場の雰囲気もよかった。

folclore.la.coocan.jp

第16回LIVEatゼロワンーネーブルハウスホール2F

出演者=桑原しんいち

ゲスト=タンゴ・グレリオ 10.21

タンゴ・グレリオ~関西発バンドネオン&ギターデュオ (tangogrelio.com)

 

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ダリア園とコスモス 2023,10,18

2023-10-20 11:54:38 | 動物と花

2023年10月18日水曜日 宝塚ダりア園と三田のコスモス

宝塚の西谷のダリア園に行く。猛暑の影響でダリアが苦戦している…本来なら咲き誇っているのだが、今年は厳しい気候が恨めしい限りである。人も花も影響を受けているのだなあと実感する。

 本来はしっかり咲いている花を摘みとっていくのだが、開花状態がよくないので、ガンバレと応援したくなって摘みにくい?そういう中での撮影であるが、一眼レフの写真はほとんどピント調整に失敗。デジカメの写真しか撮れなかったのが残念だ。

 西谷から三田方面に向かう。温泉に行こうとしたときに、見事に咲き誇るコスモス畑に出会った。ここは昔、コスモス畑が広大に広がり驚いたこともある。コスモスは秋らしい風情に浸れる花だなあと思う。

 何も考えないで写真を撮った。気持ちよい時間を過ごせて、命の洗濯になった!無力さにさいなまれながらも、背伸びしないで向き合っていく、この生きるための基本フォームを噛みしめて暮らしていこう。

 

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能勢妙見の森に行く 2023,10,17

2023-10-19 08:35:39 | 風景を歩く

阪急川西駅で能勢電鉄に乗り換えて、妙見口まで行く。妙見ケーブルやリフトが今年の12月4日までで閉じる記事を見てしまった。驚きと同時に、何が起きても不思議でない今の時代の怖さをまた味わう…

懐かしく,寂しい思いを抱えながらも、自然の気持ちで早めに行くことにした。

 昔、一門の奨励会のハイキングでバーベキューをしに行ったことを思い出す。それ以外にもケーブリからリフトに乗って、何度も行ったことがある。妙見山は山自体が信仰の地と言われる。阪田三吉王将も何度も通ったし、妙見山に向かってお参りしている。

 ニコンのレンズにソニーのボディーの一眼レフカメラとデジカメを持って出かける。世俗から離れて過ごす日でもあるのかなあ…最近は現代の時代に追い付けなくて迷うことが多く、我が身を知り、こなせない自覚を持つ日々かもしれないなあと思っている。

 昔と同じようにカメラを持ってフラリと旅に出る暮らしに体が向かう…

 

 

 

 

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第2回足立病院杯こども竜王戦 2023,10,15

2023-10-18 17:46:30 | 将棋あれこれ

2023年10月15日 第2回足立病院杯 こども竜王戦 京都

会場は御室仁和寺(御室会館2階大広間)

趣のある足立病院杯のこども竜王戦は、秋晴れにも恵まれて開催。早く着いたので境内を少し散策するのも楽しみだ。世界遺産での将棋大会は子ども達にとっても大きな財産だろうなあと思う。

 

 仁和寺で竜王戦第二局も行われる。

無差別級入賞者↓

A級入賞者↓

B級入賞者↓

C級入賞者↓

おめでとうございます!!

石本さくら女流二段の指導対局

大島綾華女流初段の指導対局

 帰りに弟子と記念撮影

朝、私は四条大宮から嵐電で仁和寺向かう↓

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叔母の葬儀で帰省する 2023,10,10

2023-10-12 19:52:01 | 日々の写真

 2023年10月10日T叔母の葬儀で急遽、帰省する。母の兄弟姉妹は7人いたが、高松のK叔母だけになってしまった…T叔母は勝ち気で元気の塊みたいな人だった。農家だったのでできた野菜やお米を母の家に持ってきてくれていた。

 私が高校生の頃に赤星山に登ったが、帰りの電車賃がないのに気付いてT叔母の家まで行って借りた記憶がある。母と一緒でカラオケが大好きで、また身内の冠婚葬祭のときはお坊さんと一緒に声を出してお題目を唱えていた。厳しい人だったが私には優しく接してくれた。

 親戚が集まるのはこういう時しかないが、40年振りに合う従妹もいて、感慨深いものがある。従妹たちが小さい頃は私がお年玉を渡していたが、姉妹が多くてにぎやかだった祖母の家を思い出すとさみしい…過ぎてみれば、これほど歳月の短さを感じることはない…自分の人生はいったい何だったのか、歳月の中でどういう生き方をしてきたのか、柄にもなく諸行無常と言う言葉が浮かぶ…

 写真家のN先生に「あなたは無常と言う言葉を感じられる人です」と言われたことがある。ゆえに欲得で生きるのでなくて、生きる上で何か大切なものを感じながら生きていけるはず、そういう励ましだったのだと思っている。今も抱えているものは多いが、一つ一つ力まないで向き合っていく作業が日々の日課だと思っている。

 悲しいかな、人間同士では心の通じないことも多いが、せめて自分からは真摯に悔いなく向き合っていこうと考えている。

 岡山から瀬戸大橋を渡り四国に入ると、50年間、何度も何度も見た車窓からの風景が心にしみる。

 私の場合は感傷的になるよりも、やはり無常感がわいてしまうので、現実的になりきることを考えて気持ちをこなしてきた気がする。世俗を離れないで普通に生きることがいいのだと噛みしめて思う。

 駅まで姉たちに送ってもらっていると、後から合流した大阪の従兄と一緒の電車で帰ることになった。いろんな意味で貴重な一日だった。

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元町高架下商店街に行く 2023,10,3

2023-10-04 09:33:15 | 旅の写真 国内篇

地元で「モトコー」の愛称で知られる元町高架下商店街は、JR元町駅から神戸駅まで続いている。元町西口の1番街から始まって7番街まで続いているそうだ。モトコーは戦後の闇市の名残で、生活用品から食料品まで売られている。幅が2メートル弱の狭い通路の両脇に店が並んでいる。再開発のため移転の店が多くてシャッタ―街なのはさみしい。レトロな風景が消えるのは、社会が未来志向の先走りの気もしてならない…

 私はレトロな風景が好きで、チリ一つない風景は苦手である。家ではゴロリと寝転ぶ空間がないと生きていけない…おそらく美的感覚のズレか、人としての脱線存在感がある方が安堵する感性があるからだろう。

 でも間違いなく言えるのは、ひっそりと心の中でつぶやくような抵抗しかできない自分の憩いの場所探しのようなものだなあ…

 

中華街から元町駅に戻り、モトコー1番街に入ることにした。

 

 

 

 

 

 

1番街から2番街の散策を終えて、喫茶「観音屋」に入る。

 

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村山聖を想って… 2023,9,30

2023-10-01 22:36:07 | 村山聖

教室の方が数名で村山聖の住んでいた前田アパートに行く話になったそうで、ちょうど時間が空いたので妻と二人で後で行くことにした。念のために田中さんに連絡しておいた。村山家のご両親とは8月の怪童戦でお会いしていたが、前田アパートに行くことは、私にとって村山聖に会いに行くような楽しみがある…

 田中さんもご高齢なので、いつまで前田アパートの存続に協力していただけるか…私自身もいつまで元気に来られるか…それを片隅に置きながらも、まだまだ続いてほしいという願いが優先するのだ。

 私と村山聖の縁はある時期の凝縮した日々のつながりが主だが、棋士になってからは、いつかは独り立ちするので、離れよう…それだけを考えていた気がする。私にとって弟子は「将棋に関することの師匠」と思っているので、弟子の将棋以外の人生までは関われない…今もそう思っている。そういう距離感で弟子と師匠の縁を深く大事にしたい…

 村山君との縁は少しその距離感を超えてしまった気もする。それだけ村山聖の魅力、魔力?に惹かれたのかもしれないが、村山君はとぼけながらも私の考えをわかっていたようで、亡くなる前の半年間はそれを感じる。

 この日もあえて村山君の下手な絵を描いた。きっと怒るだろうと思う。でもそれでいいのだ…

近くの喫茶店「URA」に入る。マスターと妹さんに村山聖の話を聞かせてもらった。

いつも座っていたという場所もある。近所の人も棋士とは知らなくて、風貌と服装を見て心配していたそうだ。ある日背広を着ていたので「よかったなあ、就職できたんやろう」懐かしい話ですと教えてくれた。

 喫茶店からの窓越しの風景

メンバーと別れてシンフォニーホールに向かう。

 

 

将棋会館を通る。この風景も消えていくのだなあ…

JR福島駅に戻る。更科食堂がないのもさみしい。

前田アパートに行くたびに、自転車で通った村山君の住んでいた部屋の薄い灯を思い出す。

村山聖の漫画本と将棋の暮らしと生きざまが、いっぱい詰まった部屋の写真を撮る。

 

 

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