面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

抜歯

2009年11月28日 | よもやま
3本まで抜いて、あと1本となっていた「おやしらず」を抜いた。

下2本は、歯の根にあたる部分が顎の骨をつかむような形となっていたため、砕いてガキガキと音をたてながら抜かれた。
抜歯に1時間くらいかかり、麻酔はされていたものの頭蓋骨に響いた歯を砕く「ガンガン」という感覚と、術後は熱をもって腫れたことが記憶に鮮明に残ったため、「おやしらず」を抜くということに対する抵抗感が強く、何年もそのままにしていた。

が。

「抜いちゃいましょう。」
主治医の鶴の一声で急転直下、抜くことに…。
そして今日、戦々恐々、恐る恐るクリニックに行った。

麻酔が効いてきたところで
「はい、抜きましょう!」
と、主治医の明るい口調で抜歯スタート。
「痛いときは言ってくださいねー。」
「これは痛いですかー?」
口を開けたままなので、「あ~あ~」と言葉にならない返事をしていると、何やら奥歯を挟んでガジガジと音がした。

「はい。もう抜けましたから。」
あれ?もう終わり??
あっさり終了。

案ずるより産むが易し?
あとは腫れないことを祈って。