面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

事業仕分人

2009年11月29日 | ニュースから
本俸を上回る海外手当=外務省、厚遇浮き彫りに-事業仕分け(時事通信) - goo ニュース


その昔、こだま・ひびきの漫才で、外国人選手のことを「毛唐出稼ぎ人」と呼ぶというネタがあったのを思い出す。
予算削減に向けて、各省庁が出してきた事業内容を吟味し、無駄を削って中身を仕分けするという、自民党政権地代には見ることがなかった一大イベントが繰り広げられた。
小学生からお年寄りまで、老若男女にロケンロール代表の内田裕也までが会場に詰めかけ、大勢の見学者で会場は大盛況の様子。

蓮舫議員の舌鋒がクローズアップされ、面白おかしくテレビ番組で取り上げられたこの“行事”だったが、予算案策定に向けてまだ初期の段階とも言うべきところであり、今後各ステップでの審査・審議によって、今回の結果がどう動くかが重要。
スパコン開発予算の審議にあたって、
「世界1位を目指さなくても、2位じゃダメなんですか?」
とトンチンカンな発言をしたことように、あまりに稚拙で短絡的な発想に基づいた“ぶった切り”も多々見受けられるところもあり、この仕分結果に対する“揺り戻し”が起きて、本当に必要な予算は削られたままに不要な無駄金が復活することが心配だ。

マスコミには、枝葉末節のしょーむないことを追いかけて、つまらない重箱の隅をつつくような報道はやめて、本質を伝えることに専念してもらいたいが…