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問題演習をしながら覚える

例えば、月と太陽のところを暗記テキストで覚えたとしましょう。

それでだいたい終わりになってしまうのだけれど、本当はそこから問題演習をしたいのです。

ただし、入試問題。

せっかく覚えたのだから、今が一番旬。つまり、よくわかっているはずだから、ここで問題を解いてさらに確実にものにしてしまう。

特に理科は、やはり出るものは決まっているというか、パターンが決まっています。

それが良くわかるのが電話帳。(その年の各校の入試問題を集めた問題集です。)

これを開いて、2~3校、例えば月と太陽の問題だけをやってみる。

そうすると、結構似たような問題に出くわすでしょう。これこそ、まさに頻出問題。

で、そこを繰り返すから、「え、またこれ?」と思いつつも、そこが確実に理解できてしまう。

ここまで行ければ、結構、ものになっていくはずです。

とはいっても、時間がないのも事実。

ただ、やはり暗記テキストだけで終わらせるのはもったいない。

せっかくわかったのだから、ぜひ問題演習をして理解度をチェックするとともに、出題のパターンまで先取りしてしまいましょう。


2014年度受験用 中学入学試験問題集 理科編
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第94回 これだけやった、と思わせる工夫
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