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社会の好きな子

社会の好きな子は、やはり社会を一生懸命勉強する。

歴史が好きだ、地理が好きだ、というのでいろいろなことを覚えるし、テキストに限らず、参考書や中学校の教科書、あるいは歴史書といったものまで読み漁る。

結果として、大変な知識を持つようになります。指導する先生よりも詳しかったりする。

つまり社会というのは、覚える要素が多いので、覚えられればどんどん面白くなる。模擬試験でも結果がでるから、ついまたがんばってしまう、ということで勉強時間が結構社会にとられていきます。

しかし当然、社会ができるだけでは入試は合格しない。

だからどこかで切り替えなければならないわけですが、私はこういう場合、行くところまで行かせるのもひとつの手だと思っています。

つまり、ある程度完成の域に達してもらう。

模擬試験を受けると80点、90点は当たり前というところまで行ったら、こう言います。

「もはや、社会は完成した。それだけやればそこまでいく力があり、やり方もわかった。だから次は算数だ。」

自分としても社会はできるようになった、と感じられていれば、それを他の教科に活かす、ということもわかるわけで、だからそれをがんばってもらう。

しかし算数や理科は単純に覚えるだけではできないところがある。しかし、社会で完成の域にまで達するということは、単に覚えたからできるようになったというわけでもないので、実はそこに論理を組み立てる力はできているから、算数や理科の計算問題でも充分に使えるのです。

社会はめきめき、結果が出やすい分、本当は受験後半に成績を伸ばすところで使いたいのですが、社会が好きなら、先にやってしまう、というのも方法でしょう。

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