通知表のコピー

20年前ぐらいは、中学受験はほぼ、どの学校でも小学校の先生に調査書を書いてもらっていました。

しかし、だんだん簡略化されていき、今は多くの学校で通知表のコピーを取るケースが多いでしょう。

調査書は学校の先生に書いてもらうので、中学受験をすることもわかるし、またどの学校を受けるかも知れてしまう。また、当時、中学受験に対して反対の先生も少なくなかった。最終的には書いてもらえるものではあるものの、やはりいろいろ面倒だ、という声は上がっていたので、中学としても何か代替案を考えなければいけなくなりました。

なぜ、調査書がいるのか？

を考えてみると２つあります。

１つは在籍証明。

その子がその小学校に在籍している子であるかを確認する。

もうひとつは出席日数。

これは気にするところとそうでないところに分かれるが、これも通知表に書いてある。

じゃあ、通知表のコピーでいいじゃないか、という話になって、現在は多くの学校で通知表のコピーをもらうことになっています。

しかし、最近はやはり個人情報の保護、という点が厳しくなった。

あまり、いろいろな情報をとって、それを管理するのは手間がかかるし、万が一外に出たら大騒ぎです。

だったら、最初からとらない方が良い、というので、願書の内容もできるだけシンプルに。

通知表のコピーもやめとこうか、という学校もあります。

願書に家族欄がある学校はまだありますが、最近は保護者一名を記載するように配慮する学校もあります。

何らかの事情で親がひとりになる場合もあるわけで、それが不利にならないように考えているわけです。

ですから、出願するにあたって、どういう書類がいるのか、そろそろ調べておきましょう。

実際に一覧にしておくと便利です。

また、二期制の学校は、秋休みに入ると思いますが、ここでコピーをとっておかないと、出願のときに手元にないことになるので、忘れないようにしてください。

	中学受験、合格して失敗する子、不合格でも成功する子
	クリエーター情報なし
	株式会社　邦学館

=============================================================
今日の田中貴.com

速さの問題
==============================================================
中学受験　算数オンライン塾

10月1日の問題
==============================================================

==============================================================
お知らせ
算数５年後期第７回　算数オンライン塾「速さと比（２）」をリリースしました。
詳しくはこちらから
==============================================================



にほんブログ村