goo

カンニングの大損


試験の監督をしていると、まあ、確かにこれはカンニングをしているなあ、と思う場面に巡り会います。

実によくいろいろなところから情報を得て、自分の答えを直している。

しかし、たとえば模擬試験会場でそういうことは注意されるか、というとまず注意されないでしょう。

塾でも同じかもしれません。

「ウチの子がカンニングをしたというのですか!!」

と怒鳴り込まれてもいやだから、もう○をつけちゃえ、という感じになっている塾も多いでしょう。

で、本人は「ばれない」と思うわけです。もうバレバレなのに。

そこで子どものことを考えてくれる先生はいろいろ手を変えて話をする。こういう子が、いた、ああいう子がいた。

しかし、本人は自分のカンニングはばれていない、とまあ、思うので、結局直らない。

で、そのまま入試に行く。

入試でもバレバレです。で、学校はどうするか?

落とすんです。

しかも何も言わずに。

点数も発表しないし答案も返さない。だからわかりませんけど、本人も家族も長い時間かけて大損したことになるのです。

だからそういう話をしっかりお父さん、お母さんがしないといけません。

この前、ある学校の先生に聞いたら、毎年1人いるかいないかだそうですが・・・。


中学受験、成功する親、失敗する親
クリエーター情報なし
メーカー情報なし


==============================================================
今日の田中貴.com

中大横浜、2015年入試要項
==============================================================
中学受験 算数オンライン塾

9月18日の問題
==============================================================

==============================================================

==============================================================
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村
コメント ( 0 )