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中学受験、妥当なスタート時期と始め方

大手進学塾のほとんどが3年生の3学期からカリキュラムをスタートさせています。

確かに中学受験の範囲は広いものの、例えば社会で地理を1年半もかける意味はあまりない。また理科計算は、算数で比と割合を習わないとできないので、その間、ずっと覚えることばかりが続きます。これもある意味不合理なので、それほど早くから覚えても忘れてしまうから、またやり直さなければいけない。

等々を考えると、やはりそこまで早い時期に始める必要はありません。ただ、塾に通うということになると、スタート時期を同じにしないと大変であることも事実でしょう。

フリーダムが5年生からカリキュラムをスタートさせるのは、選択肢を増やしたかったからです。

どこも3年生の3学期から始まる、ということになると、早くから習い事やスポーツを諦めないといけなかったりするし、また毎月の組み分けが子どもたちにとって負担になるのも事実ですから、もう少し実質的な進め方ができるようにしたかったのです。

で、4年生の秋から2教科(算数と国語)で始めるのが一番だと思っています。

4年生の秋から、参考書や問題集を使って少しずつ、家で勉強を始める。学校以外の勉強はあまりしたことがない子どもたちが多いでしょうから、まず自宅で自分で勉強を進めることが大事なステップです。

例えば参考書を読む、問題集をやる、ということが習慣になると、自分で勉強することが普通になる。またお父さん、お母さんと一緒に勉強する時間が一部あれば、わからないところもできるようになるでしょう。

そうやって半年間、慣らし運転をしてから塾を本格的に始めれば良いのです。その半年があれば、塾に行ってもそれほど問題は表面化しないでしょう。

フリーダムのWEB学習システムを秋から少しずつ始めてみるのもひとつの方法です。あくまで自宅で自分で勉強する、というのが大切。最後、6年生では自分でやらなければいけない勉強がたくさんあるので、自分で勉強することがしっかりできるようになってから塾に通った方が良いでしょう。


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