中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
進まないことを心配しない
夏休みの宿題に出た問題集がなかなか進まない、と相談に来た子がいました。
ノートを見せてもらうと、割としっかり式を書いているし、図も自分で書き直していたりする。
つまりじっくり考えているわけで、それなりに時間がかかっている。
しかし、その分、解いた問題は良くわかっているわけです。
「心配せずに、自分のペースでやりなさい。終わらなかったといっても、このやり方ならサボっているわけではないから、夏休みが終わって間に合わなくても、2学期になって持ってくればいいです。」
当然、宿題というのは締め切りがあるのですが、ただ終わるということだと、適当に答えを書いたりすれば確かに終わるでしょう。
しかし、それでは本来の目的が達成できない。本人に力がつかなければ何も意味がないわけです。
だからただたくさんやらせれば良い、などと考えてはいけない。そうなると子どもは終わらせることにばかり頭が行き、力をつけることにはならないのです。
じっくりていねいに勉強している子は、最後しっかり力をつけてきますから、心配せずにていねいに勉強することにこだわってください。
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