中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
6年2学期から預かる子
6年の2学期から塾にやってくる子どもたちがいます。
それぞれ、課題を抱えているから、それを解決するためにやってくる。ダブルスクールになる場合もありますが、大事なのは課題を克服する時間があるかどうかだけです。いろいろなアプローチから勉強することは悪くはないわけで、その中でどう課題を克服していくかを考えます。
例えば麻布を受けたいと言った子は、算数はできるのだけれど、とにかく記述が不得意でした。
それなりに問題文を読んで考えることはできるのだけれど、それを文章にすることができない。社会や理科でもそういう問題が出てくるから、とにかく文章を書けなければ得点できないのだけれど、文章にならない。
そこで、過去問を使いながら、少しずつ書き始める練習をしました。まずは本人が考える内容を聞き出す。この問いに対してどう考えるのか。
本人はポツリ、ポツリと語るのでそれをひとつずつメモにする。3つぐらいメモができると、それを文章にまとめるわけですが、どういうわけか、そうなると書き出すのです。
つまりきっかけが出てきていないだけの話なので、あとはそのきっかけをどうするか、を考えました。指導する人が試験会場にいないのだから、自分に問いかけてもらうしかない。
なので、自分で先生になったつもりで問いかける練習を始めてみました。
最初はうまくいかなかったところもあったのですが、時間を積み重ねるうちに、だんだん書き出せるようになった。そして、いったん書き出すと、それなりにまとまるようになる。
後半、学校別の摸擬試験でもそこそこ点数がとれるようになり、無事合格しました。
合格するためにいったい何をするのか、具体的な課題をまず決める必要がありますが、それをどうクリアするか、具体的な対策を考えてあげれば、まだまだ伸びる子どもたちは大勢います。
ぜひ一緒に考えてあげてください。
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6年生の教室から
摸擬試験の選び方
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8月20日の問題



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本人はポツリ、ポツリと語るのでそれをひとつずつメモにする。3つぐらいメモができると、それを文章にまとめるわけですが、どういうわけか、そうなると書き出すのです。
つまりきっかけが出てきていないだけの話なので、あとはそのきっかけをどうするか、を考えました。指導する人が試験会場にいないのだから、自分に問いかけてもらうしかない。
なので、自分で先生になったつもりで問いかける練習を始めてみました。
最初はうまくいかなかったところもあったのですが、時間を積み重ねるうちに、だんだん書き出せるようになった。そして、いったん書き出すと、それなりにまとまるようになる。
後半、学校別の摸擬試験でもそこそこ点数がとれるようになり、無事合格しました。
合格するためにいったい何をするのか、具体的な課題をまず決める必要がありますが、それをどうクリアするか、具体的な対策を考えてあげれば、まだまだ伸びる子どもたちは大勢います。
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