自分で勉強できる子は強い

これまで教えてきて、やはり自分でどんどん勉強する子と勉強させられている子には大きな違いを感じます。

同じことを教えていて、自分で勉強する子は「理解したい」と思っているから吸収も早いし、その後の応用も利く。

しかし、やらされている子は、どちらかといえば早く終わりたい。先生の手前、あまり露骨な態度はとれないが、しかし、まあ、そういう雰囲気は良く感じます。

だからいかに自分で勉強する子にするか、ということが大事なのです。

そのためには動機が必要。中学受験をする、ではなくて~中学に行って~がしたい、ぐらいの具体的な夢を持っていると、大分動きが違ってくる。

また、けなされるよりは褒められる方が居心地が良いから、「できる」「やれる」と思われることが大事。

子どもは基本的に根拠のない自信を持つのは得意です。だからできると言われれば、割と自分で進む。だからこそ、そういう雰囲気にしてあげることが大事なのですが、組み分け試験は往々にしてその逆をやっている。

褒められている子はすくなく、けなされている子が多いのです。

だから、上手にケアしていく必要がある。

まずはとにかく自分で勉強する子にしていきましょう。それだけで後後の結果が大きく違います。

中学受験、合格して失敗する子、不合格でも成功する子 田中　貴 株式会社　邦学館

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