中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
子どもの学習管理のポイント
中学生や高校生になると、もう自分の勉強は自分で管理することができるかもしれません。(そうでない生徒も少なくアリマセンが・・・。それはさておきI)
受験勉強はやることにきりがありません。やろうと思えば、いくらでもやれる。もうそれぐらい、たくさんの問題集も参考書もいっぱいある。その中からいったい何をやるのか。自分の成績から考えて何を優先するのか。
集合授業の場合、みんなが同じ授業を受けるので、そこで個々の差を埋める、というのはなかなかできません。そこで自分でそれを埋めないといけないわけですが、小学生の場合は、その優先順位を決めることはなかなかできません。
また自分の勉強を客観的に眺める、ということも難しいでしょう。
だからこれはやはり親がやっていないといけないところがあるのです。
塾の先生に頼むというのも一案ではあるものの、それぞれの教科の先生にいろいろ尋ねることになるでしょうから、やはり親が総合的に判断をしないといけない。
それはもうそうしなければならない、と考えてしまった方が今は良いでしょう。
子どもが自分で先生と相談してやればいい、というほど中学受験の準備が簡単ではない。例えば過去問をどう勉強するのか。知識は何をどこまで覚えるのか。文学史はいるのか? 世界地理はどこまで考えるのか?これらはもう学校の出題傾向によっても違うから、こういうことをひとつひとつ判断しながら、内容を決めていかないといけない。
なので、お父さん、お母さんが手伝ってあげているご家庭がほとんどでしょう。で、それはとても大事なのだけれど、つい、力が入りすぎてしまうところがあるものです。
子どものすることですから、あれもできてない。これもやらないといけない、いろいろ出てくる。そんなに全部できません。なにせ相手は小学生ですから。
どこか、目をつぶる必要はどうしても出てきます。そこが必ず葛藤になる。
だからある意味割り切って考えるようにしてください。今は、これに集中しよう、これができたら次に進めばいい等々。
真面目なお父さん、お母さんほど計画と現実のギャップにイライラしてしまいがちです。まずは何かひとつこれと決めて、それだけを達成する、でも良いかもしれません。
逆にそれで子どもも自分で力をつけられる、という実感が出てくれば事態は大分変わってくるでしょう。
今日の田中貴.com
第522回 幼い子は中学受験に向かない?
算数オンライン
3月4日の問題
にほんブログ村
コメント ( 0 )