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3年生、4年生での読書は重要

中学受験の入試問題に出てくる国語の文章は、別に子どもを対象にして書かれたものばかりとは限りません。

実際に、同じ文章が高校受験に出てきたり、あるいは大学受験に出てきたりもする。

しかし、子どもたちの読める文章というのは、やはり段階があって、一足飛びにそこまで伸びるものではありません。ですから、その分、いろいろな文章を読んで、語彙が自然と増えていくという形をとらないといけない。

だからここで大事になるのが小学校3年生、4年生の読書なのです。で、別に名作を読む必要もなく、子どもの関心、興味の赴くままに文章を読んでもらってかまわない。

ミステリー好きならそれでいいし、ハリーポッターでも科学に関するノンフィクションでも、別に文章のジャンルにはこだわりません。

ただ、ある程度読んでもらわないと、中学入試に出てくる文章のレベルにたどり着かない。早く塾に行って国語の授業を受けても、実際の読書量が伴わないとなかなか読めるようにはならないのです。

1週間に1回、図書館に行って、子どもの読みたい本を借りてきて、それを読みたいだけ読む、というような時間が本来の3・4年生の時間の在り方で、それがあれば5・6年生でも心配なく国語の読解力はついてくる。

早くから塾に行くよりもこの時間を大事にしてもらいたいと思います。




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