月下美人とはよく言ったものだ。
英名は「夜の王女」。
「儚い恋」という花言葉もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/3c/55d5a672c4b41f8e55594215c52aa6c3.jpg)
今日植物園に行ったら、しぼんだ花を2つ見つけた。
昨日の夜に咲いたらしい。
但しここは午後五時に閉園となる。
一年に一度、夜にしか咲かない花がここにあるもの何だか変だし腑に落ちないが仕方がない。
その花は咲き終わっても量感たっぷり、王女というよりも大奥のイメージに近い。
艶やかな夜を終えてぐったりと身を横たえるその花はそれなりに見応えはあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/c8/a2ddae39627fa2418c7b87bebbf68fb3.jpg)
webで調べるとこんなステキな花を咲かすらしい。
しかも咲く夜の始まりの時、強い匂いを発し受粉を手伝うコウモリを呼び寄せるという。
うーん、匂ってみたい。
しぼんだ花からは特に匂いはしなかったが。
匂いと、色と、そのあでやかな形で使いを呼び寄せる。
植物界はハニートラップに満ちている。
嗚呼、ボタニカル!