ほっておいた多肉に子供ができていた。
いつの間にやら受胎したようだ。
多肉たちの繁殖ぶりはすごい。
葉っぱをちぎって土の上に置いておくと勝手に根を伸ばして成長する。
形が親と同じで笑えるが、かなりかわいい。
心をつかまれる。
植物園で昨年秋に一生に一度の花を咲かせたアガベにも子供ができていた。
サボテン族は根元に子株をつけるものが多いが、何と花の後に子株をつけている。
普通花の後は実がなって、実の中の種で繁殖する。
そのまますでに親と同じ形になっているとは驚いた。
あとは自分で下に落ちてサバイバルするつもりだろう。
見た目同様ワイルドなやつだ。
下は花が咲いたときの写真。
そしてその本体。
自分で移動できない植物たちは風を使い、水を使い、鳥や獣を使い移動する。
恐るべき戦略家だ。
今日は子株たちに癒された。
かわいくて、したたかなゲリラたち。
嗚呼、ボタニカル!