今週はいいことがたくさんあった。
咲き終わったハゴロモジャスミンにまた花芽がいっせいについたのだ。
その初めの一花が咲いた。
いい匂いだ。
1シーズンに2回も花を咲かせるなんて、なんといいやつだ。
つる性の枝は重力と戦いながら天を目指している。
静かに風に揺れて健気である。
冬は変化のなかったチランジアにも花芽がつきだした。
なかなか花を咲かせないヤツらなので、見つけたときはかなり興奮した。
ほかにも先っぽがふくらんで花の予感がするヤツらがいくつかあるが
本当に花がつくかどうかはわからない。
予測不能なヤツらなのだ。
期待してがっかりするのがいやなので、気にしないふりをするが
結局毎日まだかまだかとガン見している。
コチョウランの葉っぱが45度に立っている。
めちゃめちゃ元気だ。
これはお総菜屋のお母さんにいただいた。
もらい物のコチョウランが咲いた後に小分けにして欲しい人にあげているらしい。
「どう?」といわれたら断れない。
とにかく元気な葉っぱだ。
ありがたくいただいてきた。
お母さんとこのお弁当はとても美味しい。
自然食品を使った手料理は元気がでる。
植物をもらうと何か「未来」をもらった気がする。
ほかの品物をもらうのと何か根本的に違う。
「未来」という時間をいただいたのかもしれない。
それも楽しい時間を。
なんだかうまくまわってきた。
花が人を呼び、人が花をよぶ。
輪っかがつながっていくのはかなり楽しいものだ。
嗚呼、ボタニカル!