近所の歩道に花のゲートを見つけた。
いつのそばを歩いているが気がつかなかった。
どうやらモッコウバラのようだ。
花はまだ咲き始めなので目立たないが一面に咲いたらきれいだろう。
その奥のリストランテからは女子会とおぼしきマダムが4人でてきた。
花には目もくれず帰って行ったがレストランの借景としてもいい感じだろう。
というか、盗撮と思われないように注意しなきゃいけないな。
面倒だがしょうがない。
小さい花がきれい。
家の前の市営住宅の土手にアヤメが咲いた。
そうか、もうすぐ五月なのだ。
花は季節を教えてくれる。
というか、季節の意味を教えてくれる。
ただ、勝手にアヤメが咲いたわけではないだろう。
この市営住宅のおばばたちが土手の面倒をいつもみているのだ。
たまたまおばば1号を発見。
作務衣である。
片手には鎌をもっている。
やる気がみなぎっている。
土手も、モッコウバラのゲートも人が必ず関わっている。
人は植物を育て、植物は人を癒す。
持ちつ持たれつ、いいお付き合いだ。
モッコウバラとアヤメからお裾分けをいただいた。
お返しできるものは特にないが忘れないでいるよ。
嗚呼、ボタニカル!