三日目の奄美の旅。
昨日に続いて田中一村美術館へ。
二回目は落ち着いて好きな絵だけををじっくり見ることができてよい。
その後海洋展示館で海亀の餌やり体験へ。
これは面白かった。
レタスをちぎって放ると競いあってパクリ。
海の生き物なのにレタスが好物とは面白い。
ベジタリアンの亀なのだ。
花や葉っぱ、茎も枝も独特の植物たち。
奄美は固有種の動植物が多く、興味深い。
地元のホームセンターに寄ってみた。
旅先のスーパーやホームセンターは人も食材も地域色満載でとても面白い。
園芸コーナーではレアものがとても安かった。
かっこいいディッキアや多肉植物が関西の三分の一くらいの値段で買える。
少々迷った挙句飛行機で持ち帰ることにした。
アカショウビンは夜明けごろから半時間ほど美しい囀りを聴いたが姿は見ることができなかった。
まあ今回はそれでも十分満足だ。
田中一村氏の描いた奄美を体験でき、美しいアカショウビンの本当の声を聴いたのだ。
とても幸せである。
毎日近くで見かけたイソヒヨドリ。
メスは黒褐色で地味だがライムグリーンの海を背景に美しい。
翠色が美しいオスとともにありふれた野鳥ではあるが囀りも美しくいいやつだ。
さてこの旅の目的であった田中一村の世界に触れることと、アカショウビンを身近に感じることができてとても満足だ。
二週連続の台風は予期せぬところだったが梅雨時の湿度の高い空気は自分の奄美のイメージ通りでそれも良かった。
次回はヘゴの原生林散策とアカショウビンとの遭遇を目当てにまた行こう。