日立、自社テレビの国内販売終了 60年の歴史に幕
2018年9月25日18時08分
日立製作所は10月中旬、自社ブランドのテレビ「Wooo(ウー)」の国内販売を終える。約4千店ある系列販売店「日立チェーンストール」だけで扱っていたが、今後同店ではソニーのテレビ「ブラビア」を売る。中韓勢との価格競争もあって苦境を脱せず、1956年から続く「日立のテレビ」の国内販売の歴史に幕をおろす。
日立のグループ企業などが25日発表した。日立は2012年にテレビの自社生産をやめ、他社に生産を委ねた製品を売っていたが、販売不振が続いていた。今後も修理などは行う。海外では他社へ生産委託したテレビの販売を続ける。
ソニーとは昨年から国内の家電事業で協業を始め、北海道や中国地方などで出張修理サービスの拠点を相互活用している。系列販売店ではソニーのブルーレイ再生機などを扱うことも検討している。
今年は東日本・西日本で暖冬か 一時的な大雪の可能性も
2018年9月25日18時55分
気象庁は25日、今年は東日本と西日本、沖縄・奄美で暖冬になる可能性が高いと発表した。太平洋東部の赤道付近の海面水温が上がるエルニーニョ現象が発生するとみられることなどが要因。ただ一時的に強い寒気が南下し、大雪が降る可能性もあるという。
同庁による冬(12~2月)の天候見通しは、平均気温が平年より高い確率は西日本と沖縄・奄美で50%、東日本で40%。降雪量は西日本で少なく、東日本では平年並か少ないという。
また、9月の天候の特徴も発表。東日本と西日本は9月初めから曇りや雨の日が多かった。降水量は各地で平年を上回り、この状態は10月初めごろまで続く見通し。10月の気温は全国的に平年並か高く、降水量は平年並の予想。
秋はじっくり 冬はジワジワ 3か月予報
2018年09月25日18:40
11月 冬の訪れは"一歩ずつ"
12月 師走らしさは"ジワジワと"
どうなる今冬の雪
※
北日本・・・「北海道、東北」
東日本・・・「関東、北陸、東海」
西日本・・・「近畿、中国、四国、九州」
大谷翔平 完璧21号「打った瞬間、入るなと」
「エンゼルス5-4レンジャーズ」(25日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「3番・指名打者」で出場し、一回に21号先制ソロを放つなど、5打数1安打1打点だった。打率は・280。チームは4-4の延長十一回、代打ブリセーニョの5号ソロでサヨナラ勝ちを収め、連敗を5で止めた。
右翼席中段まで運んだ飛距離130メートルの一撃。レンジャーズの右翼手マザラは空を見上げたまま、一歩も動くことなく、見送った打球を大谷は「もう打った瞬間、入るなと思った」と振り返った。
打った相手は11日の対戦で2打数無安打に抑えられた右腕のサンプソン。第1打席の初球、内角高めの145キロ速球を逃さず、最高の結果を出し、「初球からしっかりいけたのでよかった」。打球に角度がつくスイングを実践できたことには「あの球に対してしっかりと(バットを)最善のルートを通せたのかなと思います」と話した。
チームのプレーオフ進出の可能性はすでに消滅。いわゆる消化試合の状態が続いているが、大谷は「消化試合だという感じは個人的にはしてないですし、毎試合毎試合、個人的な部分ではすごい勉強になるところが多い。それを消化試合ととらえて(試合に)出るかどうかっていうのはすごく違うんじゃないかなと思う。次の成長につながるように、きょうもいいところ、悪いところ、たくさんありましたし、明日につながってくれれば。チームとしても勝てたことはすごく大きいし、来年も試合があるので、そこにもつながることだと思います」と、目先のことにとらわれず、広い視野で物事を見ていることを改めて示した。