「皇太子殿下のお力に・・・」 雅子さま55歳の誕生日(18/12/09)
北海道陸別でマイナス23.1度 列島に寒気すっぽり (18/12/09)
紀平梨花がGPファイナル初出場初優勝 浅田真央以来の快挙、デビューシーズンV
「フィギュアスケート・GPファイナル」(8日、バンクーバー)
女子フリーが行われ、SPでトップだった紀平梨花(16)=関大KFSC=が初出場初優勝を果たした。フリーで150・61点、SPとの合計で233・12点をマークし、合計点では自己ベストを上回った。日本勢としては浅田真央が05年に達成して以来となるGPデビューシーズンの初優勝となった。2位はアリーナ・ザギトワ(16)=ロシア=で合計226・53点。坂本花織(18)=シスメックス=は4位、宮原知子(20)=関大=は6位だった。
冒頭の大技3回転アクセル-3回転トーループの最初のジャンプで手をついてしまい、想定していた得点をほとんど得られなかった(単独3回転アクセルのダウングレード判定となり出来栄え点-1・65点、要素の合計は1・65点)が、ここからの巻き返しがすさまじかった。
次に配置していた単独の3回転アクセルに2回転トーループをつけて成功させると、3回転ルッツ-2回転トーループは2本目のトーループを3回転に上げて得点を取り戻した。
3本のスピンは足換えコンビネーションスピン、レイバックスピンでレベル4。SPでレベル2だったフライングシットスピンはレベル3の評価だった。ステップシークエンスもレベル4で大きな取りこぼしはなかった。
紀平は「今の時点で自分のやってきたことを出せたので自信になった。この結果がプレッシャーになることはないと思うし、また頑張ろうという気持ちになると思う。プレッシャーじゃなくて自信になる」と今後につながる優勝になるとコメントした。
冒頭の連続ジャンプで出遅れた分を冷静に取り戻した。フリーだけをみてもザギトワの148・60を上回る150・61点をマーク。SPからさらにライバルを突き放して初出場初優勝を成し遂げた。
雅子さま 次世代の皇后として「力を尽くしていく」(18/12/09)
雅子さまが55歳の誕生日「国民の幸せのため努めたい」
皇太子妃雅子さまが9日、55歳の誕生日を迎え、宮内庁を通じて感想を文書で公表した。来年5月1日の新天皇即位と同時に新皇后となる。「この先の日々に思いを馳(は)せますと、私がどれ程(ほど)のお役に立てますのか心許(こころもと)ない気持ちも致します」としつつ、「国民の幸せのために力を尽くしていくことができますよう、研鑽(けんさん)を積みながら努めてまいりたい」とつづった。
適応障害の療養は15年に及ぶが、雅子さまは「少しずつ果たせる務めが増えてきましたことをうれしく思っております」と記した。
この日にあわせ、治療にあたる東宮職医師団は「依然としてご快復の途上で、ご体調に波がある」との見解を公表。代替わりの行事で多忙になるが、無理をせず治療を続けることが大切と指摘した。雅子さまは「引き続き体調の快復に努めながら、できる限りの公務に力を尽くすことができますよう、努力を続けてまいりたい」とつづった。
また文書では、自身が関心を寄せる子どもの虐待や貧困の問題に触れ、全ての人が安心して暮らせる社会の実現に向け、「それぞれが真剣に考えていくことが必要な時代になっている」との考えも示した。