本日平成最後の天皇誕生日、来年はその祝日が存在しない!?
今年の天皇誕生日は日曜日と重なり、翌日のクリスマスイブが振り替え休日となって3連休になりましたね。仕事納めに向けた忙しさや、師走ならではのイベント続きにこの休日を骨休めにされている方も多いことでしょう。平成時代も残すところ半年足らずとなり、新しい時代への期待も徐々に膨らんできます。先日、天皇の即位に関する日の祝日について政府から発表がありました。天皇誕生日の今日は、2019年の祝日に関する情報と、今回が平成最後となる一般参賀の参加方法についてご紹介します。
- 即位の日と皇太子のお誕生日、また2019年の祝日は?
皇位継承に伴い皇太子が天皇に即位される日が2019年5月1日、しかし、皇太子のお誕生日は2月23日のため、2019年の「天皇誕生日」という国民の祝日は存在しないことになります。また、今上天皇の天皇誕生日である12月23日の今後ですが、今のところ別の祝日になるという情報はなく、平日となりそうです。そして、2019年に予定されている天皇の即位の日は国民の祝日となり、それによって祝日と祝日に挟まれることになる4月30日と5月2日も、国民の祝日に関する法律によって休日となります。更に5月5日のこどもの日も日曜日と重なるため、5月6日の月曜日が振替休日にあたるため、2019年のゴールデンウィークは、4月27日(土)〜5月6日(月)の10日間がカレンダー上では休日とされます。職業や企業によって異なりますが、土日祝日を基本的な公休とされている方々にとっては大型連休となりますね。また、即位礼正殿の儀が行われる10月22日(火)も国民の祝日となります。
平成最後の「一般参賀」はこれまで以上の参賀者数に!?
天皇誕生日である今日の一般参賀はこれまでにない参賀者で賑わっていることでしょう。天皇誕生日の一般参賀による天皇・皇后のお出ましは午前中の3回のみで、午後は宮殿にて祝賀行事が行われるとのことでお出ましはなく、宮内庁庁舎前での記帳や名刺渡しでの参賀となります。今回参賀されなかった方も、まだ最後のチャンスが残されています。それは新年の一般参賀です。日時予定は、2019年1月2日9時30分〜14時10分までの受付です。平成最後の一般参賀とあって、相当の混雑が予想されます。入門時に手荷物検査が行われるため、皇居前の広場から正門に入るまで1時間以上かかることもあるそうですので、参賀予定の方は早めの到着が望ましいようです。新年の一般参賀での天皇・皇后のベランダでのお出ましは全部で5回。10時10分頃、11時10分頃、11時50分頃、13時30分頃、14時20分頃を予定されているそうです。
平成時代の年末も残すところあと僅か。「平成生まれ」と聞くと新しい時代の新しい世代というイメージがまだまだ残りますが、平成の次の元号も気になりますし、新しい時代への期待もますます膨らみますね。今日は天皇誕生日です。