虫さん魚さん

サラリーマンの昆虫採取とフィッシング日記

川場フィッシングパーク -イトウに挑戦-

2009-12-27 20:37:16 | フライフィッシング
12月23日から川場フィッシングパーク「イトウ祭り」。

年末・年始に向けて大型の“イトウ・岩魚・ドナルドソン”などが大量に放流されているとのこと。

メチャメチャ寒そうですが、いても経ってもいられず、友人を強引に誘って行ってみることにしました。

朝4時出発時の気温は「0度」。
6時現地到着時の気温は、暖冬とは言うものの「-5度」で、やっぱり超寒い!

釣り場は、休日でありながらも想像していたほど混雑しておらず、比較的釣りやすい状況。

先ずは朝まずめの“ライズ”を期待して#6ロッドに定番の「エルクヘアカディス」をセットしましたが、ライズは全くなし!
それどころか、ガイドが氷ついてしまい、暫く釣りになりません!
考えていたパターンを外してしまい、一瞬どうしようか迷うが、タイプⅡシンキングラインに変更し、これまた定番の「オリーブ・マラブー」を試してみることに。

爆釣とはいかないが、何とか釣りになりそうな雰囲気。
15分に一匹ほどのペースで、釣り上げていきます。

2時間程経過すると隣のフライマンに60cmクラスのイトウがヒット!
俺にもこないかなぁ?と思っていると、来ました!
サイズこそ、55cmクラスですが、綺麗な“ピンシャン”です。あとはサイズアップ。




フライを「ブラックマラブー」にチェンジし、フックのサイズを#10にアップ。
バイト数を落とすことを覚悟の上、サイズアップを狙います。

早速ヒットしてきたのは“サクラマス”
レインボー以外がヒットすると何か嬉しいものです。


一方、隣で黙々とロッドを振っている友人A氏。
サイズこそ、出ませんが“岩魚・サクラマス・アルビノ”など順調に釣果を重ねています。

※友人がミノーで釣り上げた“ウグイ”のようなプロポーションの“アルビノ”

2人とも狙いは“大型のイトウ”
目の前には何度もメータークラスの奴が、横切って行きますがフライには全く反応しません。
午前11時頃になると、全く反応が無くなり、ここで昼食をとることにしました。

午後も「#10 ブラック・マラブー」で勝負!

そして、ついに来ました!
根がかりのようなアタリ。全く動きませんが根がかりでないことはわかります。
デカイ体をくねらせるように暴れている。
こっちは、#7のフライロッドに5Xのライン。ちょっとでも負荷が掛かればラインブレークしてしまう…
どういう展開に持ち込むべきか考えているうちに、奴は何故か私の方に向かって走りはじめる!

そこでラインが軽くなってきたタイミングで、私自身がバックして一気に浅瀬に引きずりあげることに成功しました。
本当にラッキーとしか言いようがありません。

※80アップのイトウです。6kg位はありそうな太い個体。上から見ると頭が異様にデカく、まるで“オオサンショウオ”のようです。

友人A氏はというと最後の最後に60cm弱のドナルドソンをゲット!


その後も順調に釣果を重ね、最後に夕まずめのドライフライを楽しみ竿納となりました。(この日は9割がシンキングラインでの釣りでした)

今回は冬場ということで、あまり期待し過ぎないように…と思いながら来てみましたが、寒さも吹き飛ぶ最高に楽しい一日となりました。