虫さん魚さん

サラリーマンの昆虫採取とフィッシング日記

友人の彫刻家 “大谷俊一”

2010-05-30 23:29:11 | 沖縄
昨晩、同窓会に出掛け、見事に風邪をひいてしまいました。

あ~のどが痛い!今日は一日、家でダウンです。

学生時代、体育会でバリバリに活躍していた仲間達と2年に一度位の割合で同窓会を開催しています。
今回も懐かしい友人と会うことが出来、楽しかったあの頃の思い出話や現状報告をしながら楽しい一日を過ごしました。

話題の中心は息子や娘達の活躍です。全国大会に出たとか、東京都のベスト●●に選出されたとか、みんな熱いなぁ…

そんな筋肉コミュニティーの中で、現在美術の講師をしながら芸術家として活躍している友人がいます。
「大谷俊一君」
彼は素材にこだわることなく様々な材料を使った新しい芸術の世界を自由に表現する手法で注目されています。
昨年は、新潟県の十日町室野で旧家を利用した作品展示を行い、新たな芸術の発表の場としてスタートした「奴奈川舎」のオープニングを飾りました。


彼の作品は言葉で伝えるのが難しいのです…。
ある時は、溶接で製作した大きな彫刻作品を沖縄のサンゴ礁の中にディスプレイし、美しい熱帯魚達が漁礁として集まっているところを写真に収めて発表したり、旧家のガラスに当時の生活風景を表すフィルム写真を沢山貼り、日が差しこんだ床にフィルムが投影される自然を利用した芸術作品の発表などなど…

そんな彼が、師として仰ぐ、石井厚生先生の退職記念展「捜索者」に作品を合同出品するとのことです。

私は、芸術家ではありませんが、彼は私が趣味で魚類剥製を製作していることを知っており、作品を作る(創る)という点ではお互い共通した要素。

正直、“魚の剥製を作っている”ということに反応してくれるのは数多い友人の中でも彼くらいで、今回の同窓会でも隣に座って話に花を咲かせていたのでした。

とりあえず見に行かなければ…
2010年6月2日(水)~23日(水)まで多摩美術大学美術館で開催されます。