虫さん魚さん

サラリーマンの昆虫採取とフィッシング日記

カナダの友人と訪れた“フィッシュオン王禅寺”で「タイガートラウト」

2012-12-14 15:33:46 | フライフィッシング
カナダでフライフィッシングのガイドをしている友人と訪れた「フィッシュオン王禅寺」。

45cmの岩魚をキャッチし、俄然やる気を出した二人…


その後も、25cmクラスの「レインボートラウト」をジャンジャン釣っていきますが、中々大物や他の魚種が来てくれません。

ナイスサイズ! 40cmクラスの「レインボートラウト」ですが、“君じゃないんだよなぁ…”

またまた、ちょっと良いクラスの「レインボー」がヒットし、ちょっと遊ばせながらネットイン。
「これも中々良い魚じゃないですか!」と、リリースしようと思った時、背中に虫食い模様があることに気付き、「あれっ! これ“ロックトラウト”じゃない?」


カナダの友人は「ロックトラウト」など知るわけもなく、「岩魚」と「レインボートラウト」とのハイブリッド種で人工的に作られた魚であることを説明。

何せ暗くて、魚が良く見えません。

その特徴を見せてあげようと、魚を横にしてみると、薄っすらと波模様が見えました。


銀化が強い個体だったため、「ロックトラウト」だと思っていましたが、何とそいつは「タイガートラウト」でした!


40cm程のサイズですが、私にとっても生涯初めての「タイガートラウト」。

今まで、こいつを釣りたくて「開成フォレスト」や「パインレイク」に何度か通いましたが、一度も手にした事は無く、まさかここで釣れるとは思ってもいませんでした。

無欲が良かったのかもしれません。
もっとも特にフライの場合は、狙って釣れる魚ではありませんが…

これは想定外のうれしい魚です。


ちょっと可愛そうですが、剥製にさせてもらうことにし、自宅へ持ち帰りました。

自宅へ戻り、PCで「フィッシュオン王禅寺」のHPから放流情報をチェックしてみると、11月初旬に「タイガートラウト」を放流した実績が掲載されていました。

ここにも居たんですね!

「彼と釣りが出来るだけでいい…」なんて無欲で王禅寺を訪れましたが、まさかのお土産にビックリすると共に、良い思い出が出来ました。