旅行会社時代の後輩から手紙が来ました。
自分が入社した時はすでにバブルが崩壊していて就職難の時代でした。それゆえ、自分のあとしばらくは新入社員がきませんでした。同期と自分の2人がずっと下っ端だったわけです。
当時自分がいた高崎支店は体育会系で、思いっきり縦社会でした。支店の飲み会ではお酒を注ぐ順番も決まっていて間違えると怒られました。同期と二人必死で順番をおぼえたものです。
そんな時代がしばらく続きやっとできた後輩が彼でした。それゆえ自分は結構かわいがったと思います。家が遠いので飲んだ時はよく家に泊めましたし、よく飲みにも連れて行きました。
当時お互い会社の不満をよく話しました。彼はずっと公務員への転職を望んでいました。先に自分が保険会社に転職し、その後しばらくして彼は北海道で警察官になりました。夢を叶えたわけです。
今回の手紙は転勤の挨拶状です。おそらく栄転でしょう。元気そうでなりよりです。
先に触れた同期も今は化粧品会社に転職しています。今でもよくカラオケのお誘いがある仲のいい先輩はバス会社に転職しました。その他当時よく飲みに行ったりした先輩たちもみな転職しています。思えば会社も外資系の会社に買収され、名前も変わってしまいました。
前はよく支店に旅行を手配してもらいに行きましたが、もう知っている人がいないので寂しいですね。
でも、北海道の彼はなかなか難しいとしても、同期や先輩たちとは今でもたまに飲みに行きます。
いろいろ大変なことが多かったですが、今ではみな笑い話です。