年末の楽しみの一つに「全国高校駅伝」があります。母校農大二高がほぼ毎年出場してますし、かつては応援団の添乗をてがけて、毎年京都に行っていたので思い入れもあります。なんか、懐かしくなったりします。
高校駅伝の常連高に仙台育英があります。他の強豪校が日本人のみのチームを作るなか、必ず留学生が走る仙台育英を冷ややかに見る目も多いとききます。かつては1区で留学生が独走するも、その後の日本人選手が失速し、最初だけの仙台育英と言われたこともあったようです。最近は選手層があつくなり、また留学生を3区に配すという作戦もはまり、優勝が多くなりました。
その仙台育英出身のワンジル選手が、北京オリンピック男子マラソンで金メダルを取りました。高校駅伝で、名前も知っていたのと、元旦の上州路を走るニューイヤー駅伝にも参加してましたので、なんか親しみがわきまして、応援にも力が入りました。確か農大二高が3位になったとき優勝した仙台育英のメンバーにもいたと思います。
ワンジル選手の成長には、仙台育英渡辺監督の指導によるところも大きいとのこと。勝って当たり前というプレッシャーの中で、これだけの選手を育て、またチームを強くしている指導力は素晴らしいと思います。
ワンジル選手はもう駅伝はやりたくないと言っているようですが、見てる側からすると高校駅伝、ニューイヤー駅伝、箱根駅伝と続く年末年始駅伝ラッシュは楽しみです。