1991年にフジテレビで木曜10時に放映されていたドラマ「もう誰も愛さない」、ケーブルテレビで再放送していたのですが、昨夜最終回をむかえました。
展開の速さから1話見逃すとわけがわからなくなる「ジェットコースタードラマ」と言われ、当時かなり話題になったと思いますが、実は放送当時は見ていませんでした。なぜ、見なかったのかおぼえてないのですが、まわりが騒いでいてもわれ関せずでした。ひねくれているもので・・・。
それで今頃になって再放送を初めて見たわけですが、これが結構はまってしまいました。正直、今だったらいろいろな規制で絶対できないドラマです。
主演は吉田栄作、田中美奈子、山口智子の3人。前半はとにかくかわいそうな山口智子、吉田栄作と田中美奈子にだまされて、刑務所へ、そこでもいじめられてとにかくかわいそう・・・。
それが、後半出所すると一気に悪役に・・・、復習の鬼と化します。でも、また吉田栄作にだまされちゃって、やっぱりかわいそう。とにかく最後までかわいそうな山口智子でした。
最終回では人がばたばた死にます。出演者、ほとんど死んじゃいました。伊藤かずえにいたっては散々裏切りを繰り返した上、ばらばらにされて捨てられちゃいました。結構リアルな描写でした・・・。でも一番最初に死んだのは10代の観月ありさでしたが・・・。
最後には吉田栄作と山口智子の子どもが産まれ、「love forever・・・」の文字が・・・、わけがわからない・・・。
そんなはちゃめちゃなありえないドラマでしたが、今では新鮮な感じがしました。つっこみどころ満載ですが、昔のドラマはおもしろかったのかも・・・。