医療技術の発達により、かつて不治の病とされていたガンも今では治る病気とされています。
そんな進んだ医療技術よりさらに高度な医療技術を用いたものに先進医療とよばれるものがあります。かつては高度先進医療とよばれていました。この先進医療、厚生労働大臣によって定められ、患者が希望し、医師がその必要性と合理性を認めた場合に行われます。
県内でも群馬大学が重粒子線治療という先進医療を始めています。まだ対象となる病気は3種類のみだそうですが、将来的には10数種類に増やす予定なんだとか。
この先進医療、入院費や診察、検査などは健康保険の対象となりますが、技術費は保険対象外ということで全額自己負担になります。それが314万ほどなんだとか・・・。かなりの負担ですよね。早く健康保険の対象になってくれればと思います。いずれはなるんでしょうから。
そんなこともあって、各保険会社がこぞって先進医療保険なるものを販売しています。むしろそれをメインにしている商品、結構あります。確かに備えておく必要はありますが、この先進医療この先どうなっていくかまだ未知な部分が多いですからね。慌てて入ったけどのちのちあまり使えなかったなんてことにもなりかねないわけで・・・。でも入っていてよかったってなるかもしれないですし、それが保険の難しいところですね。
時代によって保険も大きく変わってきます。よく若いうちに入ったほうが得なんて言われましたが、今ではそうとも言えなくなってます。
いずれにしても先進医療に保険で備えるのであれば、将来的な変化に対応できる保険をおすすめします。