かつて、営業マンはポケベルを持たされていました。
ポケベルが鳴ると、公衆電話を探して会社に電話、用件によってはその公衆電話からお客さんのところへ電話をしていました。今考えれば、すごく面倒くさくて時間のかかるここと・・・でもそれが普通でした。
ですから、公衆電話の場所はある程度頭においてありました。でも、初めて行くところや、行きなれない場所なんかでは探すのに一苦労・・・、コンビニにあるのはありがたかったですね。
受験の合格発表なんかでもある意味主役は公衆電話。親へ合格を知らせる電話をするために、長蛇の列ができるなんてこともありました。
今ではすっかり見向きもしなくなってしまった公衆電話ですが、今日全国約23万台の設置場所が公開されたとのこと。公開されてなかったんだ・・・という感じですが、窃盗防止などの理由で公開されていなかったようです。
それが東日本大震災で、災害時には公衆電話のほうがつながりやすいということがわかり、公衆電話の重要性が改めて認識され、設置場所公開へとなったようです。
今ではすっかり見向きもしなくなったと書きましたが、それでもいつまでもなくならないのには、ものすごく大事に理由があったわけですね。